こんにちわ、
試写会に当選した「てち」です
え~いいなぁって思ったそこのあなた、
幸運のおすそわけいたしますので
さて、ポチ(下の子)のお話を
完結させねばいけませんね。
その日の夜、
私はポチ(下の子)に謝ろうと
ポチ(下の子)の部屋にいきました。
いつも上手にポチ(下の子)を
助けてあげることができない私は
ポチ(下の子)をモンキチ(上の子)と差別することなく
愛情を注ぎたいと、いつも思っています。
それがうまく伝わればいいなと
ちゃんと話そうと、
ポチ(下の子)の部屋に行ったのでした。
「ポチ、いつも上手に
助けてあげられなくてごめんね。
でも、ポチの気持ちは
わかってあげられると思うから、
ばーちゃんのことで嫌な思いをしたら
その時は全部話して。
それから、
ポチは、ばーちゃんが嘘をついてると
感じることがあると思うけど
それは、ばーちゃんがたぶんボケてきてて
おかしなことを時々言ったりするからだと思う。
そのあたりは病気なんだって思ってね。
で、ママじゃ頼りないと思ったら、
パパに全部話して。
パパのほうが、
ばーちゃんは言うことを聞くから。」
そんなことを話していたら、
ポチ(下の子)はこんなことを言いました。
「俺は言われっぱなしじゃなくて、
ばーちゃんが言い返せなくなるまで
めちゃくちゃ言ってやるから大丈夫。
手も足も出してないし。
口で絶対に勝つまで言うから」
う、うらやましぃ…(^^;)ゞ
「けどさ、そこまで我慢すること
ないと思うんだよね。
だから、どうしても嫌だと思うなら引っ越そ。
ママと2人でもいいから引っ越そ」
「え~やだ!
引っ越すのなんかめんどくさいし
友達と離れるのやだ。
大丈夫だって、ママ。
あいつもうすぐ死ぬから。
あとちょっと我慢すればいなくなるって。
絶対、俺よりは早く死ぬから。
あんな奴に手を出して
俺、牢屋に入るの嫌だもん。
だから絶対に手は出さない。
口で絶対に勝つ。
だからわざとめちゃくちゃ言ってやるんだっ」
あれ、なんか、
あたしが慰められてる??
σ(^_^;)?
ポチ(下の子)はいつの間に
こんなに大人になったんだろう・・・。
自分なりにいつも
自分を守っていたんだ。
あの暴言は
攻撃じゃなくて防御だったんだ・・・。
コメントに
自分もそういう差別に苦しんだと
書かれている方がみえました。
前にも書いたことがありますが、
私自身も祖父から
かなりの差別扱いを受けてました。
祖父は明治生まれで
完璧なる男尊女卑。
9つ下の私の弟を溺愛していました。
なので、私がちょっと風邪をひいていたりすると
弟のそばに近づこうものなら
ものすごい勢いで怒鳴られたものでした。
母は祖父には絶対に逆らえなかったので
私の記憶の中には
母からその都度、かばってもらったという
覚えはありません。
でも、母を恨んだりしたことは
一度もなかった。
どうしてなんだろう・・・。
そう考えた時
きっと、自分は
母からの愛情には
満たされていたからなんだろうと
そう思ったのです。
祖父のことは
大嫌いでしたけど、
近づくときは必ず弟に先に行かせました。
そうやって、私も
幼いながらに知恵をつけていったのでしょう。
この祖父はこういう人間なんだと
幼少のころから
冷めた目で祖父をながめていたのを
鮮明に覚えています。
どのタイミングで
どの対処が一番いいか・・・。
その判断はさまざまでしょう。
同時にいくつも体験できないですし
あとからは後悔が生まれるかもしれません。
いつも全力でポチをかばうことが
母親として正解とは
私の体験からは言えないと思うのです。
いつもポチをかばうがために
争う姿を子供に見せることになる・・・
私には、
そっちの方が、正直つらいです。
母としての確固たる愛情があれば
子供はきちんと
理解してくれるのではないかなと
思います。
ゆるぎない愛情を
これからも、
ポチと、モンキチに
注いでゆきたいと思っている私です。
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