Mさんと偶然会った私。
ヘルパー3級の講習だったので
これから何回も会うことになる。
私はそのMさんが好きだったので
やっぱり仲良くしてほしかった。
でも、Mさんから聞かされた言葉は・・・・・。
「あぁ・・・うん・・・
ごめん、もう行けないんだわ・・・。
う~ん…
じゃあ、てちちゃんには話すわね。
お義母さんには黙っといてね。
あのね、もうお義母さんとは付き合いたくないんだわね。
●●ちゃん(義妹)のことなんだけど、
私は今までそんな付き合いしてきたつもりなかったんだわね。
何でもお互い話してきたつもりだったんだわ。
なのに、お義母さんの態度が急に変わったでしょう。
それに、てちちゃんへの当たりがきついのが見てるとつらいんだわね。
娘との差がはっきりしすぎとるでしょ。
私はあの人はそんなことないだろうと思ってたんだわね。
商売やってたから、いろんな人の話を聞いてるし
ちゃんとわかってると思ってたのに
全然わかってないじゃんね。
それを見てるのもつらくてさ。
だから、てちちゃんが何かしたとか、そういうのは全くないから!
これはほんとに!!」
やはり、鬼姑に嫌気がさしたんだ…。
そう思ったわたしは
「わかった。
話してくれてありがとう、おばさん。
私が原因じゃなくてよかったよ。
じゃあこれからも講習会よろしくね」
わたしはMさんから聞いたことを
ほんとに誰にも話さなかった。
わたしの胸の中にだけしまっておいたのだ。
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
義妹の嫁ぎ先は、偶然にも
その鬼姑のかつての友人Mさんの
実家の近くだったのです。
義妹は不妊治療のことを
隠していたはずなのに
なぜか、近所の人に漏れていた・・・・。
そこで、疑いがかかったのが
その、鬼姑の友人Mさんだったのです。
義妹は長引く不妊治療で
そのころかなり精神的に
被害妄想が強くなっていて
よく、まわりにあたりちらしていたものでした。
鬼姑とその友人Mさんは
ほとんど毎日行き来するほど
仲が良かったのです。
やはり、毎日顔を合わせていれば、
当然、娘の話もするのでしょう。
いつのまにか、義妹の不妊のことや
あちらの姑さんの話なんかもしていたのでしょう。
それで義妹が鬼姑に怒ったのです。
『絶対にMさん(鬼姑のかつての親友)から
話がもれてるんだから、
もうあの人には話さないで!!』
それまで何でも話していたのに
娘から突然そう言われ、
鬼姑はそれ以来
Mさんとの会話を濁すようになってきたのです。
そして、そのうち
不妊治療の甲斐があって
子供ができた時も、
絶対にしゃべらないでと言われていたので
Mさんにも何も、言わなかった。
それが、そもそもの原因でした。
娘が原因で、鬼姑は友人を失ったのです。
そして最近になり
また、うちに来るようになったMさん。
そのMさんに対して
鬼姑は、驚きの発言をしたわけなのです…。
それは…、
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