お昼にお好み焼きをしようと、
近所の八百屋さんに
足りないものを買いに行った。
家を出るとき
鬼姑に
『どこ行くんだ』
と、聞かれたので
『家出』
といって出掛けた。
なにやら背後では
『家出か、家出ですか。
家出だったら
これもっていかんで
いいのか~?』
と、なにやらぶつくさ言っていたようだが
完全に聞こえないふり
八百屋で買い物をしていると
背後から
『ちょっとそこの
家出したおばさん!』
という声…。
視線をずらすと、
そこには鬼姑の姿が…。
『ちょっと、この苗、
買ってくれん
わたし、財布ないんだわね』
・・・・・・
注:八百屋に行くときは、
良い子は財布を持っていきましょう・・・
どれ?と聞きながら
仕方なしに苗を買うわたし・・・
苗3本を買うのにも
1本60円だという、おじさんに
『たっかいねぇ
●●さんにはもっと安く
売ったって聞いたけど』
あの、お金払ってるの私なんですけど・・・
八百屋のおじさんもひるみません。
「これ以上安くは誰にも売ってないよ」
とにかくその場から
早く去りたかった私。
お金を払って、
さっさと立ち去りました。
いつもそうなんですが、
鬼姑と一緒に居る、
こっちが恥ずかしくなります
そんなこんなで
昼食を終え、
畑に出かけた鬼姑
しばらくしたら、すぐに戻ってきました。
もっと畑でゆっくりしててよ・・・
そんな私の願いもむなしく
鬼姑のその手には、
枯れて変色した葉っぱが・・・・。
と思った方は、
今日も応援よろしくお願いします。