買い物に出て、帰りが少し遅くなりました。
家に着くのはたぶん6時半をすぎるだろうからと、
惣菜を買って帰ることにし
スーパーに寄りました。
その間に、鬼姑から、携帯に着信があったようで、
私は気づかなかったのですが、
留守電に
「何時に帰ってくるんですか~」
と、入っていました。
もうすぐ家につくからと
折り返しもしなかったら、
家に着く寸前に
モンキチ(上の子)の携帯にかかってきました。
モンキチ(上の子)は、もう家だしと言いながら切っていました。
スーパーで子供たちにお菓子を買ってきたので
一箱ずつ渡しました。
すると、鬼姑が
『ばーちゃんにもお菓子いっこちょうだい!』
と、孫にたかっています。
モンキチ(上の子)は渋々渡していましたが
二人からもらいたい鬼姑はまだポチ(下の子)にねだっていました。
それでも、もらえないと
『いつもかわいがってやっとるのに、
そんなんだったら、ばーちゃんもあんたたちに
もう何にもやらんからね!』
と 言ってキレてます。
子供たちは飽きれ顔…。
そのうち説教が始まります。
『人間ていうのはね、
人が食べてたら、ほしいものなの!
ばーちゃんだって、あんたたちが食べてたら欲しいの!
人間ていうのは、そういうもんなの!』
はっきりいって、説得力ありません(-_-;)
だだをこねて、お菓子を欲しがっている
ガキみたいなもんです。
子供たちも、うるさく言われるくらいなら
さっさと渡せばいいのに、
意地になってますから渡しません。
そのうち恩を着せ出します。
『あんたたち、ばーちゃんが、
どんなけ、かわいがったったと思っとんの!
よーし、そんなら覚えとけよ!
今度、ばーちゃんのお菓子は
あんたたちが欲しいって言っても
やらんでな!!』
と言い放ち、立ち去りました。
モンキチ(上の子)、
他にもつじつまの合わないことを言われ
鬼姑が立ち去ってから
「認知症の前触れだな、ありゃ」
なんて言ってました。
人間とはなんて、偉そうに言ってましたが、
孫のお菓子を欲しがる祖母って、どうなのさ…。
わたしの記憶の中の祖母は、
わたしがお菓子をあげると言っても、
「おばーちゃんはいいから、全部食べなさい」
と笑っている祖母です。
そんな祖母が身近にいたからこそ
余計に鬼姑の失態が目につきます。
あんまりにも恩を着せるのでモンキチ(上の子)が
怒っていたから
こう言っておきました。
「モンキチ(上の子)、
恩は感じるものであって
人に着せるもんじゃないからね
覚えておきなさい」
毎日ネタに困らない「てち」なのでありました。