先日、家に帰ったときのお話をひとつ。
夕飯のおかずを支度しようとしていたら、
鬼姑が自慢げに手羽先
を披露。
とはいっても、山ちゃんの手羽先です。
まぁ、ひとりあたり、5本くらいかな。
「これ名古屋で
買ってきたったから、
分けてやって」
食べ盛りの二匹の恐竜たちには足りませんが…。
ま、い~や。
するとさらに自慢げに…。
『あそこにある
チョコも買ってきたから。
それと、シホンケーキもね』
シフォンケーキだろ…
『●●ちゃん(義妹)に
全部買ってもらっちゃった』
義妹かよ
「何しに行ってきたの…?」
『この前むこうのお義姉さんに
服もらったから、
お返しするのに
ここらへんのもんじゃ
いかんからって
●●ちゃんが言うから、
名古屋までシホンケーキ買いに
行ってきたんだがね』
だから、シフォンケーキだっつーの
お礼するのに
変な煎餅とか買われるのを
避けるために連れてかれたんだっつーの
それに全部娘に払ってもらって喜んでるよ。
しかも娘の見栄のために
連れてかれたってことに
気づいてないね。
ってため息ついちゃった方は
応援よろしくお願いします。
義妹が買った食べ物は、
なかなか手が出せない。
というより、手を出したくない。
何度となく嫌な思いをしてきたからね。
恩を着せられる食べ物は
おいしくないからね。
だったら自分で
全く同じものを買ってきて
食べた方が何倍も美味しい
田舎者は、
すぐに都会で物を買えば
かっこがつくと思ってる。
義妹も鬼姑も、
完璧な田舎者だ…。