野菜大根宅配の日の夜三日月


台所にいた私のところに

突然、部屋から出てきた鬼姑節分

こう言った。


節分「ちょっと、今日、銀行の人が

じーさん免許証持ってないって言ってた

って言うけど、どういうこと!?

いったいあの人、なにやっとんのプンプンむかっ

ほんとにいいかげんにしてほしいわ

あんな人、死ねばいいんだわプンプン






あの・・・・・・話の意図がわかりませんガクリ







いったい何が言いたいのでしょうか・・・わたし

話の概要はこうでした。

今日、銀行の人が来て、

家のローンの返済が

終わったことを告げたそうで、

奥さん節分ずいぶん苦労されたんでしょうねぇと

言ってくれたと喜んでいた鬼姑節分

ところが、その銀行マンが、

先日、免許証の話になったときに

じーさんが

「わし、免許証もっとらんのだわ

 だで、無免許で運転しとるんだわ」

と言ったらしく

それを鵜呑みにした銀行マンが

変に心配して、わざわざ今回

鬼姑節分に告げ口をしたというわけです。



わたし、お風呂のことも、野菜のこともあって

半ギレ状態でしたので

「じーちゃんのことなんか、

私がしるわけないじゃんわたし

と、言ってしまいました。

(だって、ホントだもん、

じじぃなんて、関係ねぇし・・・)

そしたら、ぶつくさ文句を言いながら

節分部屋に戻っていきました。

そこまでなら、毎日のこと。

日常ですよ、日常。




ところが、その夜は違った。



帰宅したじぃさんを

突然責め立てる鬼姑節分むかっ


ちょうど、旦那が帰ってきたすぐあとで

私はもう布団の中に入っていたのですが

階下から怒鳴り声がきこえてきます。


まぁ、これも、日常といえば、日常なんですが・・・

(これが日常ってのも、すでにかなりおかしい・・・)

(私の実家の両親では、ありえない光景ですけどね・・・)




大声で激しい怒鳴り合いを続けています。

はっきりいって、教育上あまりよろしくない・・・。

子ども達はまだ起きていたはず・・・

聞いていたか、聞いていなかったかは謎ですが・・・。



そのうち、半泣きの鬼姑節分

2階へドスドス上がって来て


節分「ちょっと●●(旦那の名前)!!

じぃさんが家を出てく!!って言って

玄関におるで、なんとかしてよ泣きおまめ



旦那、キレるむかっ


「お前が余計なことばっかり

 言うからだろプンプン


節分「だって、そんなこと言ったって

じーさん勝手なことばっかりして

私、どれだけ苦労してきたと思うの!?

家を出て行こうとした舅を

旦那がなんとかとめ、

車に乗せて、どこかへ行ったようだった。

しばらくしたら鬼姑節分の足音あしが・・・

死んだように寝たふりをするわたし・・・チーーン!

バカを相手にしたくありません・・・。












節分「なんだぁ、てちちゃん寝とるのか・・・

 じゃあ、いかんなぁ・・・」

階段を降りて行く鬼姑節分

あぶねぇ、あぶねぇ・・・がびーん








しばらくすると、話し声が・・・。

どうやら、娘に電話をかけていたようです。

夜中の12時過ぎてるんですよ・・・

愚痴、愚痴、愚痴のハリケーン台風です。

苦労させられた、苦労してきた

自分のやりたいことも我慢してきた

何もかも我慢してきた

そんなかんじでしたね。

しばらくしたら、

旦那と舅は帰ってきたようで

台所で舅はお酒お酒を飲んでいるようでした。

旦那は舅とは話をしてきたようで

そのまま床に就きました。

舅の言い分は

「家に帰りたくない

ごちゃごちゃ文句ばっかり言われて

うるさいことばっかり言って

鬱陶しいから

しゃべりたくない」

だったそうです。

誰かと一緒だわ・・・それ・・・・。

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あたしだよっ・・・ガクリ







(こんな日常がまかり通ってるうちは絶対におかしいな・・・わたし