結婚すると同時に
同居を始めたわたし
仕事もしていなかったので
旦那が仕事に出かけていくと
1日中鬼姑と顔をつきあわせていることになるのでした。
2階で片付け物をしていても、
ちょっとしたことですぐに階下に呼ばれます。
新婚当初はまだ、鬼姑の店(美容院)も
それなりに賑わっていましたから
呼びつけられて、手伝いをさせられることも
しばしばありました。
最初は何もかもが新鮮だったので
おもしろ半分、興味本位
で楽しかったです。
でも、わたしの都合なんておかまいなしに
手伝いだけじゃなく、
階下から呼びつけられたりするんです。
いちいち昔は返事してましたよ・・・。
「は~い」なんてね。
今じゃ、ほとんど無視ですよ、無視。
だって、いちいち下に下りていくと
1日に何回、階段を上り下りしなくちゃいけなくなるやら・・・。
それに、わたし、ハネムーンベビーができたんです。
なので、新婚生活は、妊婦生活でもあったんですよ。
3時になれば、お茶でもしようかと下に呼ばれ
顔をつきあわせてハイハイと話しを聞く。
いつのまにやら同じ話しを聞かされ続け
でも、ハイハイと返事をする。
車もないので好きにも出かけられず
妊婦だからと外出もできない。
結婚したのは5月でしたが
結婚してから新婚旅行意外で
旦那とふたりで出かけたことなんて
10月までありませんでした。
ふたりで遊びにでかけることが
できなかったんです。
毎日ずっと一緒にいるのは鬼姑・・・・・・・。
わたし、いったい
誰と結婚したんだろう
こんなはずじゃなかった。
次第にわたしの中で
もやもやしたものがたまっていくのが
自分でわかりました。
新婚当時の走り書きに
こんなことが書いてありました。
●電気の消し忘れをうるさく言われた・・・
●やたらとわたしのせいにされる
●同じものを食べさせてって言ったくせに、いらないって言われた
●風呂に入るのをとがめられた
●「早くしろ!」って言われた
●外出するときに「早く帰って来いよ」と言われた
●頭をなぐられた・・・
●耳を引っ張られた
●一緒に買い物してたら、「そんなもんいらんわ!」と言われた
●娘の自慢話を毎度聞かされる
●大声で怒鳴られた
●掃除したところを掃除し直された
●趣味の洋裁をしていたら、じーっとそばで見られていた
●意見をおしつけてくる
●あんたは~が下手だ!って言われた
●灯油を使うのを文句言われた
これだけの走り書きが5月から11月に書かれていました。
書いていなければ、思いだすこともなかったでしょうが
今、17年たった今、古い日記を読み返してみて
書いておいてよかったと思います。
人は、どうしても、忘れていきます。
でも、自分が嫌だと思った気持ちを
どうしても忘れたくない・・・
当時、24才のわたしは
必死に書きとめていたんでしょう。
きっと、それは心のSOSだったんでしょうね。
誰にも言えず、ただ、ただ、
メモ帳に書き留めていた・・・
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