私が結婚した頃(17年前ね)
鬼姑も、鬼舅も、火曜が定休日だった。
なので、毎週火曜はいろんな喫茶店に
モーニングに出かけるのが決まりだった。
このあたりのモーニングは特殊で
他の地方ではありえないような
特典付きのモーニングである。
コーヒー1杯の値段で
パンやサラダ
やゆで玉子
、
喫茶店によっては、さらにバナナにヤクルト
茶碗蒸し、シュークリームなんていう
超豪華なモーニングセットがいただけるのです。
ありがたい土地柄です
話をもとに戻します。
当然、毎週、私も毎週声をかけられ
一緒についていくことになるのでした。
そしてそこには必ず、
鬼姑の友だち「Mさん」が一緒だったんです。
当時、わたしは車を持っていなかったので
そのMさんが気遣ってくれて、火曜日に
モーニングを済ませた後、鬼姑と一緒に
買い物に連れて行ってくれたのでした。
その頃は、鬼姑と舅も、わりと仲はよかったかな。
ちゃんと毎週モーニング行ってたからね。
結婚したばかりで、まだ、近所に友だちもいない私。
断るのも義両親に悪いと思い、いつもついて行ってました。
でもね、毎週、毎週、
鬼姑は誰かの噂話か悪口なんですよ。
しかも、目の前にいる、舅や私の悪口なんかも
平気でしゃべってましたよ。
今から思うと、
結婚当初はがんばりすぎてたかも。
ものすごくがんばってた。
うまくやらなくっちゃってすごく思ってた。
少しくらい自分が辛抱すればいいんだしって。
けど、少しくらいってどれくらいか
そのうちわからなくなってきたんですよね。
だんだん、私、喫茶店に一緒にいくのが嫌になりました。
そうだなぁ、子供が生まれてからは
はっきり断るようになったかな。
だって、家でひとりでいたほうが
よっぽど気楽なんだもん。
人のこと笑いものにしてさ。
そんなのおもしろくもなんともないよ。
当時は、義妹(主人の妹)も未婚でした。
通える職場の距離でしたが、
家にいるのを嫌がり(←母親がうざかったようです)
社員寮に入っていたので
休みの日に帰ってくると、
それはもう、鬼姑や舅は
宝物を扱うように接していました
私も、義親の機嫌がよくなるならと
鬼姑たちと同じように
大切に、大切に義妹を扱っていました。
たまに来るときだけだから
これもちょっと我慢すればいいか・・・
そんな風に思っていたのです。
その結果、後に自分で自分の首を
絞めることになるなんて
そのときは少しも思ってませんでしたが・・・。
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