次の日、いつものように車を舅のお店の駐車場にとめ
仕事へ行き、帰ってきました。
いつも、ひとこと舅に声をかけてから家に帰るのですが
その日は私が話しかけても、返事もしなかったのです。
あれ、おかしいな?
とは思ったのですが、
まぁ、誰でも機嫌の悪いときはあるものだと思い、
あまり気にしませんでした。
次の日は翌朝食べるパンを買って帰ってきたので、
舅の分もと思い、3つほど舅にも渡したのですが、
「はい、お土産」と言って渡しても、
「ん・・・」というくらいで
目もあわそうとしなかったのです。
ますます変だな?
とは思ったのですが、
普段、あまり舅と接する機会もないので
そのまま気にもせずにその日もすごしてしまいました。
ところが、次の日も、その次の日も、
仕事から帰ってきて、舅の店に顔を出し、
車ありがとうと挨拶をしても、お土産を渡しても、
舅は一言として私に口を開くことはなかったのです。
これは、明らかに意図的だ・・・。
でも、明日には機嫌が直っているかもしれない・・・。
そんなかんじでとうとう1週間が過ぎました。
そこまで続くとさすがに私にも、
明らかに舅が私を無視しているんだということが分かりました。
食欲もなくなり、毎日がつらくなってきました。
そうなってくると、舅のお店の駐車場に車を停めること自体が
苦痛になってきます。
そこで、やっと、旦那に相談したのです。
「なんかさ、じーちゃんが私を無視するんだけど・・・」
旦那は信じられないという感じです
自分の父親が、自分の妻を無視し続けているなんて
信じたくないのはわかります。
「お前の勘違いじゃないのか? じーちゃん、耳遠いし・・・」
「だったら、いいんだけどさぁ・・・
最初はそう思ったんだけど、
1週間も続くとさすがにつらいんだけど・・・」
「1週間!?」
旦那は驚いていました。
どうしてすぐに言わなかったんだと言われたけど
無意識なのか、意図的なのかを見極めるために
これくらいの期間が私には必要だったんです。
話しかけても無視されるし、何を聞いても返事すらしてもらえない。
挨拶しても、無視される。
小学生のいじめじゃあるまいし、
人権侵害もはなはだしいですよね。
そんなことをしていて、舅はいったい何が楽しいのか
私には不思議でなりませんでした。
大人になって、無視という行為をする人が身近にいたなんて
こんなカルチャーショック受けたことありません。
とりあえず旦那が、舅にどうしてそんなことをしているのか
聞いてくれると言うので、
私は旦那の返事を待つことにしたのです・・・。
その間も、私は食欲がなくなり、
少しずつ体重は落ちていっていました・・・。