鬼姑のとりあえずのハケグチは、すべて私であります。

文句も、愚痴も、悪口も、自慢話も、

全部、私が聞くことになるわけです。

それも、1度だけじゃありません。

2度も、3度も聞かされるのです。


そう、壊れたカセットテープですから・・・。


昨日も仕事から帰ると、

私が台所に立とうと思っている瞬間から

ほうれん草をゆでようかななんて、うろうろしたり、

ものすんごい邪魔なんですけど・・・。


まぁ、それは、いつものことだから、ほっといて、

そしたら、始まりましたよ、ご近所さんの悪口がっ!!


今、鬼姑は切干大根の製作に夢中であります。

大根をひたすら細切りにして(簡単便利な道具を使用)

天日に干しているんですが、


お向かいの人がいいものを使って干していたらしく

それを貸してくれといったら、

「これは借り物だし、

それにちょっと気難しい人に借りたものだから、

貸せないわ」

と、言われたらしいのです。


当たり前です、人から借りたものを、

また貸しなんてしちゃいけません・・・。


ところが、そう言われた鬼姑はカチーンときたらしく、

ものすごく腹を立て、

『ど~ゆ~いじわるな人!! もう、あんな人に何にもしてやらん!!

 少しくらい貸してくれたっていいのに!! 』

と、私に愚痴る、愚痴る・・・。


知らんっつーの。


この話は一昨日から聞いているのですが、また同じ話をされまして、

あ~いいかげん、飽きるよな~と思ったら、

一日たったら話がさらに発展してまして、


別の人から網戸のようなものを借りて、

切干大根を干していた鬼姑。

そしたらお向かいさんより、

うちの方が大根の乾きが早かったみたいで、


今度はお向かいさんが、うちの鬼姑に、

それを貸してくれと言ったそうです。


鬼姑は、自分だって貸してくれなかったくせに、

貸すもんかと断ったそうです。


しかも、そのあとの台詞がアホを象徴していましたとも・・・。

『近所なんだから、

いじわるしたら

自分がどうなるかぐらい

わからんのかしら!!』

って言うんですもん。



おい、いじわるしてるのはお前だろ・・・。



鏡をみせてやろうかと思いましたとも・・・。

(あんた、あんた、あんたのことだYO~♪)



『自分ばっかりあの人に利用されて、

いい顔ばっかりしとれんわ!!

もう、言いたいことババーンっと言ってやったわ!

少しは反省するといいんだわ!!』


なんて、言ってました。


反省するのは

お前だろ・・・。


最初、近所なんだからいじわる・・・って言い出したときに

次にくる台詞は

近所なんだからいじわるなことしちゃいけない・・・かと思ったら、

違うんだもんなぁ・・・


どうやったらあんな思考回路になるんだろう。

不思議だYO~♪