先日、私が自室で年賀状をパソコンで必死に作っていたら
鬼姑が2階にあがってきて、
『これ見てみ!!
みるくに今噛まれたがね!!
血がとまらへん!!!
うわっ、毒血みたい!!
黒くてどろどろした血が出てくる!!
大丈夫か?これ!?』
と言って、指を死ぬほど押さえて血を絞り出していました。
『ちっとも血が止まらへん!!
けっこう深いかもしれんわ、これ!!』
と、大騒ぎ。
「指、押さえれば、血は出るでしょう」と私は助言してあげました。
それに、『毒血』ってなんやねん。
みるくは蛇じゃあるまいし、牙から毒は出しません・・・。
それは、間違いなくあんたの血です・・・。
しかも、ドロドロって・・・
それも、間違いなくあんたの血です・・・。
そりゃ、あんたの血だから、毒々しいでしょう・・・
と、思ったら、一瞬笑いそうになってしまいましたが・・・
ぐっとこらえ、
「みるく、だめじゃん・・・ ばぁちゃん消毒しときなよ」
と、言いました。
そして、鬼姑退室・・・。
「みるく、えらいなぁ、よくやったなぁ・・・ 私のかたき討ちか??」
と、ついつい、褒めてしまいました。
だって、かじってるもの取り上げようとしたら
怒るにきまってんじゃんね。
2階にみるくを連れてきて、
私に渡し、怒りながら犬に手を延ばそうとしたら
またしても、
「う~~~」っと唸られてました。
みるく、ほんとに鬼姑のこと、嫌いなんだな・・・。