「じゃあ私、一旦家戻るわ。
  熱下がったみたいだしもう大丈夫だよね」

「学校のもの持ってきたんでしょ?
  ならいいじゃん。このまま一緒に行こぅょ」

「、、、、、。」

「ねぇ、だめ?」

「分かった。一緒に行こ」

「ほんと!? やった!!」

「シャワー借りてもいい?」

「もちろん!
  その間に友梨奈の分の朝ご飯作っとくね」

「あ、いや、私は、、」

「ん?」

「ううん、何でもない。
  行ってくるね」

「はーい」


着替えを持ち浴室へと向かい冷たいシャワーを浴びる。
今の私にはこれがちょうどいい。
私の顔は熱を帯びていて鼓動も速くなっているから。
どのくらい経っただろうか。
指の感覚が無くなってきた。
急いでお湯に切り替え、いつもどおり洗いさっさと出た。
冷たいシャワーを浴びたことによって冷静になった私の頭は、ある一つの答えを導き出していた。


「ゆりなー、入っても大丈夫?」

「え、あー、うん。いいよ」

「ごめんね。ってもう着替え終わってんじゃん」

「うん。それよりどうしたの?」

「友梨奈が遅いなって思って見に来ちゃった!」

無自覚でやってるのがすごく恐ろしい。

「ご飯できたから早く食べよ!
  あ、でも髪の毛乾かすのが先か」

そんなキラキラした目で見られたら髪の毛乾かすのなんてどうでも良くなる。

「いいよ、先食べちゃお」

「ほんと!じゃあ行こ!」


私たちはご飯を食べ、片付けをし、学校に行く準備をした。
準備を済ませ時計を見ると6:30だ。
私は朝練があるためもうそろそろ出なきゃいけない。


「ほんとにいいの?」

「うん!だって友梨奈と一緒に行きたかったし!」

「そしたら佑唯も体育館来る?
教室でひとりで待ってるより体育館にいた方がまだマシじゃない?」

「んー、そうしよっかな!」

「おけ。じゃあ行こ」

佑唯も一緒に行くことになり2人で家を出た。