フランクリンプランナー自作大作戦 | うつだってブログ

フランクリンプランナー自作大作戦

今朝,妻に再度こってり絞られた上で,お許しが出たので,ちょっと気分はアップ。但し低空飛行状態だけど。
まぁ,昨日の夜よりはましなので,今日はまず一つテーマを決めて書きたい。

今回は「フランクリン・プランナー」

知っている人は知っていると思いますが,聞いたことありますか?

一言で言えば,物は,チェックリスト付きのシステム手帳なんだけど,その使用方法がえらく深い。目指すものは,自分の人生にとって大事なものが何かを見つけ出し,時間管理ではなく自分の行動を管理することだ。

・・・・ちんぷんかんぷんだと思うけど,人生を豊かなものにする手帳とその使い方,考え方,生き方の思想がセットなのだ。
傍から見ると宗教じみて見えるが,ビジネスマン必携の手帳らしい。
経典もある。主要な3冊を挙げると,
・「7つの習慣」S・R・コヴィー
・「TQ」ハイラム・スミス
・「人生は手帳で変わる」フランクリン・コヴィー・ジャパン編

僕は,「うつ」になった原因の一つに,時間管理が土下手でいろいろ溜め込みすぎちゃったのがあると思っていたところ,ネットサーフィン中にふとこの7つの習慣の本の紹介が目に留まった。
これは!?と思い,フランクリンプランナーのホームページへ行って資料&3週間分の無料おためしリフィルを請求した。
↓ここからだ。
http://www.franklincovey.co.jp/products/planner.php

そして,その頃からふつふつと自作魂に火が付いてきた。
こんなもん,正規に何万も出して買わなくても,自分で作ればいいじゃん☆

そこで僕の「フランクリンプランナー自作大作戦!」が始まった。

テーマは出来れば自作で,むりなら少しでも安くフランクリンプランナーを手にしよう,ということ。

まずは上の3冊の本を図書館で借りて読んだ(その後結局ネットオークションや古本屋で買ってしまったが)。
次にバインダー(システム手帳の本体)。これはさすがに作れないので,ネットオークションで半額以下で買った。
そして,リフィルを作るなら穴あけパンチ。これもネットオークション。
最後に一番大事なリフィル,なんだけど,僕が選んだ手帳のサイズが「クラシック」という名前の奴で,ほぼA5に近い(パソコンでリフィルを作りやすいこともあってこれにした)んだけど,性格にはアメリカで一般的な「レターサイズ」の半分の大きさなのだ。
レターサイズは,8.5インチ×11インチの紙。日本で売られているA4タイプのプリンターはまず間違いなくレターサイズでも使えるように作ってある。
ただ,紙が無い。そんじょそこらじゃ売ってない。東急ハンズにも最初はなかった。
仕方なく,というか情熱に火が付いて,ネットでググリまくって探してついに,リコーのオンラインショップで売ってるのを見つけて注文した。

後は,リフィルのレイアウトを以下に自分の好みに合わせつつ再現するか。
ワードとエクセルを使いこなし各種リフィルを作った。
ネットで六曜と旧暦の計算の仕方も勉強して,カレンダーに組み込んだ。
月ごとにちゃんとタブをつけて,ビニールシートで補強までしてある。

作って満足した。

9月から使い始めてみたけど,まだ,チェックリストとメモ帳として使ってるだけ。
人生の価値観から考え始めて,自分のさまざまな役割毎に長期目標を定め,それを中期,週ごとに分解し,それを元に日々のやること,スケジュールを決めるなんて壮大なことはちーーーーっとも出来てない。

でもこれでいいのだ。

なんでも構えてはじめると長続きしないのだ。

うつ病のてちくんは,広く浅く手を出せばいいのだから。

でも,長続きするといいな。
黒い手帳がなんとなく可愛く思えてきた今日この頃であった。