■またまた前回からのつづきです。
なぜ?ヨーロッパ車はローターの交換が必要なのか?
です。
それは・・・お国柄と言いましょうか、考え方の違いと言いましょうか、
何とも言えないところなのですが・・・。
ヨーロッパ車のパッドには「コンパウンド」つまり、研磨剤が入ってま
す。
研磨剤?
そー研磨剤です。
歯磨き粉とか、金属の磨き粉とか、クレンザーとかに入ってる様な研磨
剤です。
なんで?そんなもの入れてるの?
はい。私が皆さんのためにヨーロッパまで行って聞いてきました。
・・・・・うそでした。
ヨーロッパには行ってません。
え、えーなんで入ってるのか?
と言うと、ブレーキを踏むたびにローターを研磨して常に新品の時の様
に綺麗にしておこう。
というものらしいです。
その為にローターもパッド程ではないにしろ国産車に比べて減りが早い
んです。
私の経験上でしか無いのですが、大体パッド交換2~3回に1回はローター
を交換してたと思います。
なので、メルセデス、BMW、VW、などのヨーロッパ車にお乗りのオーナー
さんはローター交換も必要経費だと思っといてくださいね。
一応選択肢としては、もう1つ。
ローターの研磨と言う手が残っていますが、これは、その時のローターの
削れ具合によって研磨できるかどうか?
で、判断が分かれます。
余り削れて薄くなってしまったローターを研磨してさらに薄くすると、
ブレーキを踏んだときにローターが割れてしまうことがあるからです。
ですので、研磨する時にはディーラーや整備工場のプロの整備士の判断
にお任せしましょう。
あ、と。
アメ車に乗ってるみなさーん。に、も、お知らせです。
アメ車のパッドは特殊な接着剤でついてるものよりも、「リベット」と
呼ばれる金属製の・・・・・・・
なんて例えればわかりやすく伝えることができるか悩んじゃいます・・・
ボルト・ナットで止まってるわけではないのですが・・・
ボルト・ナットで止まってると想像してください。
何でこんなこと言うのか?と、言いますと・・・
見た目よりもパッドが薄いんですよ。
見えないところでリベットが出っ張ってる分1mm~2mmくらいはパッドの
残量が少なくなります。
なので、パッドの残量を確認した時に、「あと、5mm残ってるな」って、
思ってても、実はリベットの分を引くと3mmくらいしか残ってないことに
なるんです。
これも、気をつけないとリベットがローターを削ってしまって思わぬ出
費になりかねないので気をつけてくださいね。
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■編集後記みたいな・・・
みなさん台風・・・大丈夫ですか?
私は埼玉に住んでるので比較的被害は少ないです。
都内に住んでる私の友人は水害・・・床下浸水の被害を受けました。
都内は土が露出してる部分が少ないため雨水は排水溝に流れるしかあり
ません。
排水が間に合わないと道路に溢れかえってしまいます。
台風の影響で局地的な豪雨が世田谷、杉並辺りを襲った時に、排水が間
に合わなくて雨水が溢れていました。
今回台風の通り道になった九州、四国、中部、近畿地方は水害だけでな
く、土砂災害にも見舞われてしまいました。
それによって多くの尊い命が失われてしまいました。
この場を借りて、ご冥福を祈ります。
さて、道路に水が溢れてきた場合。
絶対にスピードを出してはいけません。
澄んだ水とは違い雨水は泥が混じってて濁ってるので道路の状況が把握
できないからです。
もしかしたら、大きな穴が道路に開いているかもしれませんよね。
もしかしたら、そのちょっと先は道路が低くなってるかもしれませんよ。
道路に水が溢れていたら、ゆっくり。ゆっくり慎重にクルマを走らせて
ください。
特に乗用車では車高が低いので、走らせた波によってエアクリーナーに
水が吸い込まれたら大変です。
水没と言うと、完全にクルマが水の中に沈んでしまったイメージがある
でしょうが、人の膝下の水の量でも運転の仕方によっては水没と同じこ
とが起こることがあります。
それと、水が溢れた道路では、水の抵抗によってハンドルがとられます。
しっかりハンドルを握り締めて注意して運転しましょう。
道路に水が溢れた状態だと、ちょっとしたスピードでハイドロプレーニ
ング現象にも陥りやすいです。
乗らなくて済むようなら極力運転は避けましょう。
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してます。
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