表題の通り、やっとこさ、横山秀夫「64(ロクヨン)」読み終わりました。
前回のブログで4月18日開始のドラマの前には読み終わりたいなんて書きましたが、さすがに育児しながらあの読み応えあり過ぎる小説を短時間で読むのは無理でした…
いやー、しかし!
ほんっとにおもしろい作品だった!!
横山先生の作品は毎回完成度の高さに驚かされますが、ロクヨンはすごい、ずっしり感ハンパない。
横山作品特有の、警察階級社会でもがくオッサンたちの心の細かな描写、後味の悪い犯罪とその謎解き、でも最後にふわっとした浮遊感漂うエンディングと全部が濃い色でしっかり書かれている。ほんとすげー。
誘拐事件が起きたとき、ずっと陰々鬱々と描かれてきた雨宮が関係しているなとは思ったものの、最後まで「マ行」の謎には全然気づかなかったなー。「銘川」と「目崎」はずいぶん変わった苗字だなくらいにしか思わなかった…。無言電話の謎も途中からどうでもよくなったというか、匿名問題やロクヨンの不祥事のことで三上が奮闘する姿に必至に寄り添ううちに無言電話の件は頭の隅に追いやられてしまって。雨宮が掛まくってたなんて想像だにしなかったわい。
で、撮り溜めしておいたドラマも見てるのですが、配役がぴったりすぎておもしろい。二渡は吉田栄作じゃないな、と気にはなりますが、他はぴったりなのでは。まさか警務部秘書課長に小野了さんとはお茶吹いたけど。本読んでるとき、相棒の中園参事官そのものだわーって脳内再生してたらほんとに使っちゃうんかい、狙いすぎw
何が驚きって、見れば見るほどピエールがただの渋い俳優にしか見えないところw
あれ?あれれ?「ふっじさーん!」のピエールはー?!
完全に罠ですな。
ただあんだけのボリュームの小説をドラマ化するのは脚本難しいんだなと思いました。細かい描写はだいぶ端折ってますからね。でも横山ファンとしては、大筋に関係なくても心理戦の主人公の細かい出来事はやっぱり必要性を感じてしまう。個人的には日吉への手紙を書くために入った喫茶店で、アルバイトの女の子の「ありがとうって言われたの初めてだから」の描写とか何かぐっときたんですよね、あゆみちゃんとの比較対象になるからなのかな。まぁそんな細かいところまで再現してたら時間的に無理あるのと、たぶん映像作品だと緊張感なくなっちゃうんだろうな。
映画版では三上役が佐藤浩市っておかしいでしょうよ、イケメンじゃないか。どこが鬼瓦なのか分からん…でも二渡が仲村トオルはアリかな。ま、なんだかんだ言って映画の方も見ちゃうんだろうな。
ロクヨン、評判通り読み応えバツグンでした。
こんな重厚な作品書いてたらそりゃ、長編は7年とか間が合いちゃうよな。あー早く横山秀夫の次回作も読みたい。
以上、感想走り書き。
前回のブログで4月18日開始のドラマの前には読み終わりたいなんて書きましたが、さすがに育児しながらあの読み応えあり過ぎる小説を短時間で読むのは無理でした…
いやー、しかし!
ほんっとにおもしろい作品だった!!
横山先生の作品は毎回完成度の高さに驚かされますが、ロクヨンはすごい、ずっしり感ハンパない。
横山作品特有の、警察階級社会でもがくオッサンたちの心の細かな描写、後味の悪い犯罪とその謎解き、でも最後にふわっとした浮遊感漂うエンディングと全部が濃い色でしっかり書かれている。ほんとすげー。
誘拐事件が起きたとき、ずっと陰々鬱々と描かれてきた雨宮が関係しているなとは思ったものの、最後まで「マ行」の謎には全然気づかなかったなー。「銘川」と「目崎」はずいぶん変わった苗字だなくらいにしか思わなかった…。無言電話の謎も途中からどうでもよくなったというか、匿名問題やロクヨンの不祥事のことで三上が奮闘する姿に必至に寄り添ううちに無言電話の件は頭の隅に追いやられてしまって。雨宮が掛まくってたなんて想像だにしなかったわい。
で、撮り溜めしておいたドラマも見てるのですが、配役がぴったりすぎておもしろい。二渡は吉田栄作じゃないな、と気にはなりますが、他はぴったりなのでは。まさか警務部秘書課長に小野了さんとはお茶吹いたけど。本読んでるとき、相棒の中園参事官そのものだわーって脳内再生してたらほんとに使っちゃうんかい、狙いすぎw
何が驚きって、見れば見るほどピエールがただの渋い俳優にしか見えないところw
あれ?あれれ?「ふっじさーん!」のピエールはー?!
完全に罠ですな。
ただあんだけのボリュームの小説をドラマ化するのは脚本難しいんだなと思いました。細かい描写はだいぶ端折ってますからね。でも横山ファンとしては、大筋に関係なくても心理戦の主人公の細かい出来事はやっぱり必要性を感じてしまう。個人的には日吉への手紙を書くために入った喫茶店で、アルバイトの女の子の「ありがとうって言われたの初めてだから」の描写とか何かぐっときたんですよね、あゆみちゃんとの比較対象になるからなのかな。まぁそんな細かいところまで再現してたら時間的に無理あるのと、たぶん映像作品だと緊張感なくなっちゃうんだろうな。
映画版では三上役が佐藤浩市っておかしいでしょうよ、イケメンじゃないか。どこが鬼瓦なのか分からん…でも二渡が仲村トオルはアリかな。ま、なんだかんだ言って映画の方も見ちゃうんだろうな。
ロクヨン、評判通り読み応えバツグンでした。
こんな重厚な作品書いてたらそりゃ、長編は7年とか間が合いちゃうよな。あー早く横山秀夫の次回作も読みたい。
以上、感想走り書き。



