こんにちは。


Facebookでは既にご報告させて頂きましたが、ブログでも改めて。

2月19日に無事、女の子を出産致しました。

小顔の足長です。いまのところ。
おとなしい性格です。いまのところ。


陣痛来て家でウンウンやってから病院行って、そこから17時間くらいかかって、まじで辛かったです。だってとてつもなく痛いんだもん。カンピロバクターとか食中毒の下痢でも悶絶ものだけど、そんなレベルじゃない。

辛くて辛くて、何度もカサースベ中尉のこと考えました。(そのころイスラム国ニュースがピークの時だったので)助けの無い火あぶりに比べれば、火あぶりに比べれば…って。不謹慎なのは百も承知ですが、私にはそれくらい痛かったし、とても真剣だったんです。

まぁとにかく元気な娘がひょっこり出てきましたし、産んでしまえば私の体調も好調で出産直後に出てきたピザランチ、分娩台の上でがっついてましたからね、そんなもんですよ、何だったんださっきまでの悶絶は、と。


でもいまだに実感ないです、自分が母親になったことに。

妊娠中もよく分からなかったし、いま赤子を前にしてもよく分からない。
そのせいか、産後手伝いに来ていた実母にしょちゅう冷静だ冷静だ、言われました。悪い意味では無いらしい。
娘に「お母さん」と言われるようになれば実感湧くのかな。
そんな日はいつなのかな。


ただひとつの実感としては、自分が第一優先の生活ではなくなったんだな、ということ。でも嫌じゃないですね、そんなに。
半年くらい前に椎名林檎の「ありきたりな女」をたまたま聴いて。(電気グルーヴがMステ出た日に林檎も出てた)あぁなるほどと思いました。
あの曲を聴いてなんとなく気づいていた靄がかった気持ちがはっきりと実感に変わりました。

今までとは違う自分にさよならとは言えど、悲しいわけじゃなくて、何にも代え難いものへの気持ちらしいです。林檎曰く。確かにね。

別に子供を産むことなんて日々どこでもあることで、少子化とはいえ日本の住宅街に済んでりゃ飽きるほど子供がうろちょろしているわけで。私も晴れてこれで「ありきたりな女」になった(いや、前からか)わけ。

何が言いたいのか分かりにくいですね。



入院した川越の愛和病院、上げ膳添え膳のホテルもどき生活で最高でした。
噂には聞いていましたが、食べきれないくらい美味しい料理が出てくるとはホントでした。

出産翌日の朝食でこんなごーじゃすでした。というか毎食こんなペースでおやつと夜食もたんまりだったので、退院時の体重が出産前とあまり変わらなくて焦りましたが。貧乏根性で出されたもの全部食べようとするからなんですけどね。

病室(個室)もすごいきれい。
深めのカラーの木目と白リネンの組み合わせ好きです。こんな部屋で暮らしたいわー。

病室で赤子にミルクを飲ませる旦那。

入院生活が楽しすぎたので、また戻りたいがために二人目もいいかなとか思ってるんですけど、あの痛みは無理だわーまじで。二人目以降は分娩時間短いっていうけど多分私は体質的に時間かかるタイプなので次もキツイに決まってる。絶対。



さて、出産以外のこと。


相棒season13最終回には驚いた。
いや~カイト殉職オチかと思っていたが、まさか犯罪者オチとは…。
その前の仲間由紀恵が出ていた回がすごく「名探偵ポワロ」的な設定・展開だったので、ポワロさんのように右京さんが殺人オチは無いにしても、そのうち主役かスペシャルゲストでそういうのあるかと予想はしていたもののカイトくんとはね…。びっくらこいた。
えっちゃん、急性白血病だしお腹の子の父親は殺人犯だし、生活どうするの?とつっこみたい気持ちが抑えきれない…。
でもなんだかんだでseason14にも期待しちゃう。


福本伸行「最強伝説黒沢」読みました。
出産入院中~産後ゴロゴロしているときに読破しました。
内容くっだらね~って感じだけど、黒沢がんばれー!という気持ちが巻を増すごとに強くなっていき、もう最後に至っては切ない。でも続編が最近連載されているとのことで黒沢健在なんですよね、読みたい。


横山秀夫「64(ロクヨン)」がいまだ読み終わってないので読破したい。
冒頭の三上の広報室の説明のあたりで止まってます。
neverまとめでも最初読むのがきつかったって声もあるし、やっぱり。
でも完読した人はみんなおもしろかった、読みごたえあったって言うから期待大。というか横山秀夫先生のはなんでも好きだけどさ。
なんせ今月からピエール滝さん主演でドラマ化、来年には佐藤浩市主演、綾野剛で映画化決定ですからね、これは見るしかない!つーか、瀧と横山秀夫の暗い世界がどうにも結びつかないwまじめに俳優業やってんだなw


Aphex Twinの「Syro」やっと聴きました。
あまりに久しぶりの新譜で期待ハズレだったらどうしようかという不安もあったんですが、結果とても良かったと思います。なんというかとても聴きやすい。飽きずに何度も繰り返し聴けるアルバムかなと。
WindowlikerとかCome To Daddyのような強烈なインパクト、音使いではないし、XtalとかGirl/Boy Songのようなアンセム系でもない気がするんですが、あれらはそういう音の時代であって、それを再度今やるのは違うし、こういう聴きやすい音はアリだなと私は思いますね。
やっぱエレクトロニカ最高だわ。
EDMがなんぼのもんじゃい!


今年のTAICOCLUBがアツイ…。
オウテカ、クラーク、デットマン、レディオスレイブ、ロバートグラスパー、もうドストライク過ぎて涎が…。でもさすがに子供が生まれたばかりでフェスどころじゃないです。仕方ないのです。いや、娘の首がすわるころでおでかけが楽しくなる頃でしょうから、公園やショッピングモールめぐりでウキウキに違いないですが、う~んちょっと惜しいかな…。



毎回のことですが、だらだらとした近況報告でした。
読んでくださってありがとう。
次は4月18日から始まるロクヨンのドラマの前に小説の方読み切ったら更新したいと思います。