こんにちは。AIの発展スピードには目を見張るものがありますね。特に最近話題のClaude3は、現在最も優れた言語モデルの一つと言われています。今回は、このClaude3について、実際に使ってみた感想を交えながら、その特徴と他のモデルとの比較を詳しく見ていきたいと思います。ちなみに私は仕事でChatGPT plusをよく使っており、ChatGPT plusと比較してClaude3の違いを深堀してみました。
Claude3の優れた性能と応用範囲
まず、Claude3の性能面での優位性が挙げられます。ベンチマークテストでは他のモデルを上回るスコアを獲得し、IQテストでは平均的な人間と同等の結果を出しています。また、図形認識や解釈においても優れた能力を示しています。
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次に、応用範囲の広さも注目すべきポイントです。文章生成、要約、質疑応答、コーディング支援など、様々なタスクに対応可能で、自然言語での指示にも的確かつ詳細な応答が返ってきます。実際に使ってみると、複雑な質問に対しても、驚くほど分かりやすく簡潔にまとめてくれる印象です。Claude3は現状Web browsingに対応しておらず学習済のデータからの回答のみになりますが、Web browsingに対応したらリサーチや情報収集の用途も広がるかも。
さらに、日本語を含む多言語対応、倫理面での配慮、高速な推論速度と応答時間も、Claude3の大きな強みと言えるでしょう。APIは私はまだ使っていませんが使いやすいとの評判です。私が特に感銘を受けたのは、日本語での会話や文章生成の精度の高さです。ChatGPTと比べても遜色ない、むしろより自然で洗練された日本語の応答が返ってくるので、日本語ユーザーにとっても使い勝手が良いと感じました。
学習データの質と量が生み出す可能性
Claude3は、大規模かつ高品質なデータセットを用いて学習されています。これにより、あらゆるドメインの知識を獲得し、様々なタスクに対応できる汎用性を獲得しているのです。実際に使ってみると、専門的な内容についても深い知識を持っており、質問に対する応答の質の高さに驚かされます。
ChatGPT vs Claude3 使い勝手比較(2024/3/16時点の著者主観によるもの)

ユースケースと今後の展望
Claude3のユースケースは多岐にわたります。例えば、顧客サポートや問い合わせ対応の自動化、今後はリサーチや情報収集の効率化、アイデア出しや文章作成の補助など、様々な業務でClaude3を活用することができるでしょう。また、教育の現場でも、生徒の質問に対する即時の応答や、個別の学習サポートなどに役立つと考えられます。扱えるトークン数が多く、OUTPUTも早いので本を執筆する、プレゼン資料のベースを作るとか書き物にも向いていると言えるでしょう。
今後、Claude3のようなAIがさらに進化していけば、我々の仕事や生活が大きく変わっていくことは間違いありません。一方で、AIの判断をうのみにせず、人間の監督の下で適切に活用していくことも重要です。AIと人間が協働し、それぞれの強みを活かしながら、より良い社会を作っていくことが求められているのではないでしょうか。
結論
以上、Claude3の特徴とChatGPTとの比較、そして実際の使用感について詳しく見てきました。性能、応用範囲、倫理性など、あらゆる面で優れた特性を備えているClaude3は、自然言語処理や会話エージェントの分野で大きな可能性を秘めています。AIの進化はとどまるところを知りませんが、Claude3はその最先端を行くモデルの一つと言えるでしょう。今後のさらなる進化と、社会への浸透に期待が高まりますね。