11/4(日)、岩櫃山に行ってきました。
先週は、中国へ出張したり都内へ出張と忙しい日が続いています。出張すると疲れるのですが、バス、電車、飛行機と或いは乗り換えの空き時間等を利用して、趣味が貯金と読書その他色々の私には最適な空き時間をとることが出来ます。これもプラス思考の考え方です。空き時間を利用して、本当は山に行きたいのですが、出張等の移動時間は読書を楽しみます。前回の出張時(9月)読んだのは関ヶ原(司馬遼太郎著)でこれも関ヶ原の山々が出てきますので、いつか行って両軍の陣営を想像してみたいと思っています。最近、読んでいるのは「真田太平記(池波正太郎著)」で12巻あるのですが、空き時間を利用して何とか3巻まで読み終えました。出張の無い時は、当然、会社では読めないため(会社で読む本で無い)、家で読んでいます。
その本は、長篠の戦で敗れた武田勝頼を家臣真田昌幸が岩櫃城へ武田勝頼を迎えようとしたところから始まります。実際には、武田勝頼は真田昌幸の迎えに応じず天目山で自刃してしまい、岩櫃城へは行かなかった訳ですが、もしもそこへ行って、立て直せば、知恵者の真田だったので時代は変わっていたかもしれませんね。
そんな訳で、武田の上州侵略の居城の岩櫃城跡と岩櫃山に行ってきました。山の稜線は昔の国境だったり、重要な要塞があったりするので、こんな歴史の山旅もいいかも?
今回は、東吾妻城歴史研究会編集の岩櫃城祉縄張図というものを頂きました。ここのところ、良く見て古に思いをはせています。
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上の写真は岩櫃山です。
何やカンやと忙しい日が続きましたので、すっかり忘れてました。ここで辞めても良いのですが、やっぱり初心を貫徹しなければならないと思い戻ってきました。
今回のコースは、いろいろ調べてみるとどれも短時間で回れるので、高速料金等を検討してできるだけ長いコースにしようと思い次のようなコースとなりました。
※平沢登山口→(沢通り)→赤岩通り分岐→(赤岩通り)→赤岩通り登山口→古谷T字路分岐→蜜岩登山口→尾根鞍部→天狗の懸橋→鷹ノ巣遺跡→岩櫃山山頂→天狗の蹴岩→赤岩通り分岐→岩櫃城跡→平沢登山口
今回の登山コースの案内図です。端折っていて申し訳ありません。
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平沢登山口からはこのような沢筋を登ります。静かな沢筋のところどころに紅葉が見えました。
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これは登山口手前の集落からみた岩櫃山です。紅葉が始まっていました。
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ここからが蜜岩登山口です。ここから登る人がいなかったため、注意を見てあわててクマ鈴を準備しました。
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尾根鞍部を経過すると岩場が出てきました。ここから、梯子や鎖が出てきて岩稜の気分が味わえます。右手前には鎖もあるのですが、左側には岩場のヤセ尾根が出てきました。左側の天狗の懸橋と呼ばれる尾根を渡ることにしました。もしも、落ちれば結構、下まで自由に降りられそうです。実際はもっと狭かったような気がします。最近、会社の先輩方が万有引力に引かれて落下しているので、今度はWHO?と言われないように注意して渡りました。
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天狗の懸橋を越えたところから見た岩櫃山方面です。もうすでに登っている人がいました。山頂の人が見えますか?
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岩櫃山へ行く途中にあった遺跡、鷹の巣遺跡です。ここは昔の人達の土器や人骨が発見された遺跡です。この岩穴で昔の人は生活していたのでしょうか?
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岩櫃山山頂です。ここの山頂へは2本のどちらかの鎖で登ることになり、360度の展望で群馬近辺の山々が一望できるのですが、山頂が狭いためすぐに降りて、これから登る人に譲ったほうが日本人的です。
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今回も登場のミスターTです。次は、どこの山に現れるのでしょうかね。
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紅葉、黄葉、応用、効用、高揚、さあ、あなたに足りないものはな~に?
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ここが真田の郷の岩櫃城跡です。ここで真田昌幸、幸村が住んでいたのかと思うと、感激です。「真田太平記」、全12巻中の6巻目の350ページまで読んでいます。本ではもう少しで関ヶ原の戦いが始まりそうです。したたかな真田親子の生き様が楽しみです。
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本当の計画は、この後、近くの不動の滝から滝峨山(りゅうがさん)を登って(周回して)帰る予定だったのですが、余りのも早く岩櫃山山行が終了(大体12時位)したので、この計画は割愛して、りっぱな岩櫃城温泉で疲れた?体を癒し、渋滞を避けるかのように往路を戻りました。
【岩櫃城】について・・・・・です。
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