ドクダミ茶は10の薬効があることから十薬とも呼ばれていて、高血圧や常習便秘に良いそうです。
その反面、カリウムが高濃度含まれているので腎機能が低下している人は高カリウム血症を引き起こす可能性があります。
先日、ブロガーさんから質問をいただきましたので、ちょっと調べてみました。
参考にしたサイト
http://www.nikonet.or.jp/~hokuei/21/sick2/ka.html
http://www.health-net.or.jp/kenkozukuri/healthnews/020/030/p034/index.html
【カリウムの摂取について】
カリウムを摂ることによって高血圧の原因の一つであるナトリウムを体外に排泄できるので、血圧を下げる効果があります。
カリウム必要量は一日1gくらいですが、ナトリウムの排泄を考えて2~4g摂取するのが良いようです。
ちなみに、日本人成年男子で一日に2~3gのカリウムを食事から摂っているそうです。
健康な人では必要量の5~10倍のカリウム(5~10g)を摂っても問題ないようですが、腎臓や副腎の機能障害がある人は血漿中のカリウム濃度が上がり、高カリウム血症(心臓系の症状)をおこします。
【どくだみ茶によるカリウム摂取量】
どくだみ茶20gを400mlの水に入れ、200mlになるまで煮出した場合、200mlのお茶に約3.7gのカリウムが含まれることになります。(以下のホームページを参考)
http://healthtea.hp.infoseek.co.jp/dokudami.html
腎臓や副腎の機能障害をお持ちの方は、カリウムの過剰摂取は避けなければなりません。
ある一面だけ見て健康に良いからと、盲信すると逆に良くないこともあります。
健康に良いという仕組みを理解して正しい知識を身に付けたいですね。