私たちの周りには沢山の電磁波が飛び交っています。
これらは一体どのくらいの強さなのかを、小児白血病などの発症リスク増加が指摘されている『超低周波』に関してまとめます。
なお、WHO(世界保健機構)は日本やアメリカでの疫学調査から得られた以下の研究結果を支持しています。
常時平均0.2~0.3マイクロテスラ以上の電磁波に晒されていると小児白血病の発症率が2倍になる
送電線、配電線、変電所
高圧送電線の真下で1.5マイクロテスラ以上
電柱を通る配電線から数メートルの至近距離で1マイクロテスラ近く
変電所の外壁部で0.4~5マイクロテスラ
IH調理器
10cm離れた場所で8~37マイクロテスラ
50cm離れた場所で0.55~0.72マイクロテスラ
2m離れると0.1マイクロテスラ
電子レンジ
10cm離れた場所で4~10.2マイクロテスラ
50cm離れた場所で0.43~0.82マイクロテスラ
静止中でも25cm離れた場所で0.3マイクロテスラ近く
ホットカーペット
密着状態で0.5~3マイクロテスラ
電気毛布
5cm離れた場所で2~10マイクロテスラ
パソコン
ノート型のキーボード上で2.5マイクロテスラ
20cm離れた場所で0.05マイクロテスラ
デスクトップ型の液晶ディスプレイから30cmで0.06マイクロテスラ
本体は0.1マイクロテスラ前後
ただし、機種によっては液晶ディスプレイから50cmで0.4マイクロテスラ
テレビ
ブラウン管型
1mの距離で0.6マイクロテスラ、2mの距離で0.1マイクロテスラ以下
液晶型
20cmの距離で0.1マイクロテスラ以下
プラズマ型
1mの距離で0.1マイクロテスラ以下
携帯電話
1.6~3cmの距離で平均1.8マイクロテスラ、最大5.2マイクロテスラ
0.2~0.3マイクロテスラで小児白血病の発症リスクが2倍になることを考えると、高圧送電線の近くに住んでいる子どもに小児白血病に罹るケースが多いことがうなずけますね
家の中ではIH調理器や電子レンジの近くの電磁波強度が高いですし、携帯電話での長時間通話も非常に危ないですね