フコイダンさんがゴールド・リボンについて記事 を書かれていて、小児がんってなんだろう?とネットで調べてみました。


小児がんとは15歳以下の子どもに起こる悪性腫瘍のことです。詳しくは以下のHPをご覧になるといいと思います。とても分かりやすく解説されています。

http://www.kodomo.eek.jp/cancer/index.html


また、ここには小児白血病と電磁波の関係についても書かれています。5年以上も前の朝日新聞の記事です。


(以下はそのHPからの引用です)


高圧送電線や電気製品から出る超低周波の電磁波(0.4マイクロテスラ以上)が及ぶ環境では子供の白血病の発症率が2倍以上になる、という調査結果が、国立環境研究所などによる初の全国疫学調査の中間解析の結果で出ていることがわかった。電磁波と発症の因果関係は明確ではないが、世界保健機構(WHO)などは昨年、電磁波で小児白血病の発症が倍増するという同じ結果を発表している。今後、日本でも欧米並みの電磁波低減対策を求める声が出る可能性もある。

調査は、WHOへの研究協力の一環として99年から今年まで行われた。国立環境研究所と国立がんセンターが各地の大学などの協力で実施した。各地の白血病の子供(15歳未満)約350人と健康な子供(同)約700人、家族に協力を求め、室内の電磁波を1週間連続で測定。自宅から送電線までの距離、電気製品の使用状況、それぞれの家庭の平均磁界の強さと発症率を統計処理し、白血病の増加と磁界の強さに関連があるかどうかを分析した。

その結果、日常環境の電磁波の平均値は0.1マイクロテラス前後だが、0.4マイクロテラス以上の環境だと発症率が2倍以上に増える傾向が出たという。小児白血病を調査対象に選んだのは、欧米で電磁波との関係が指摘されたため。通常、小児白血病の発症率は10万人に3~5人といわれる。


(ここまで)


この記事は2002年のものです。5年前と現在では子どもが持つ携帯電話はかなり普及してますよね。

携帯電話から出る電磁波には超低周波の電磁波が含まれています。それがどのくらいの磁界強さを持っているのかはまた調べたいと思いますが、電磁波と小児白血病の関連性が強い事は間違いなさそうですし、欧米に比べて日本での意識・関心がかなり低いらしいことがとても気になります。


ゴールド・リボンを掲げるNPOは2年位前に出来たと聞いています。少しでも早くこの日本の状況を変えたいという想いが500円からの寄付を募る形に現れているのではないでしょうか。