もうすぐ12時ですが、台風9号は東北地方を北上中でしょうか。
予報を見ると、北日本をまさに縦断するようですね。
これから台風が向かう地域の方々に被害の出ないことを願います。
さて、この台風の名前についてです。
日本では、その年に発生した順に、台風1号、2号、、、と呼びますね。
ところが、国際的にはあらかじめ決められた動植物などの名前が付けられるんです。
今回の台風9号の名前は「Fitow(フィートウ)」で、花の名前からミクロネシア連邦が命名したものです。
気象庁のサイトに一覧があります。
台風リスト http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/typhoon/1-5.html
平成12年の台風第1号にカンボジアで「象」を意味する「ダムレイ」の名前が付けられ、以後、発生順にあらかじめ用意された140個の名前を順番に用いて、その後再び「ダムレイ」に戻ります。
台風の年間発生数の平年値は26.7個ですので、おおむね5年間で台風の名前が一巡することになります。
また、大災害を引き起こしたカトリーナで知られるハリケーン。
ハリケーンの名前は男女の名前が交互に付けられます。22名の名前のリストが6組有り、6年経つとまた同じリストが使われます。
ちなみに、発生するハリケーンの数が22を超えた場合は、アルファ、ベータ…と順に付けられそうです。
では6年後のハリケーンは、また「カトリーナ」と名付けられるかというと、大きな被害を出したハリケーンの名前は欠番になり、別の名前がリストに入れられるとのこと。カトリーナは永久欠番(名?)ということです。