日本のCO2排出量目標は基準年の1990年のマイナス6%です。これに対して、2005年の排出量はプラス12.4%だそうです。


温暖化防止が進んでいると言われるヨーロッパの中でもドイツは大幅にCO2排出量を減らしています。2003年でマイナス18.5%です。(目標はマイナス21%)


ドイツは1990年代初めからCO2排出削減政策を多数実施しているとのこと。最近の施策は次のように分類されるそうです。


1.経済界の自主規制によるCO2排出の削減

2.環境税の導入

3.コジェネレーション・システムの支援

4.再生可能エネルギー法を中心とした再生可能エネルギー普及の促進


これらは日本ではまだほとんど実施されていないのではないでしょうか。


日本はまだ温暖化の認識を持つレベルで、CO2削減策を実行するのはこれからという気がします。私たちが温暖化防止の意識を持って行動するのはもちろんですが、政府や大企業、関係する研究機関が温暖化防止に向けて積極的に行動することを願っています。