どなたかが今の温暖化に対する情報は過剰で煽り気味というようなことを書かれていました。
現時点で予測されている最悪のパターンをあたかもそれが現実に来るかのような報道はいかがなものかということなのです。
私はこの意見に反対です。
過去数十年の地球の平均温度は10年あたり0.5℃上がっています。これは植物が対応できる温度上昇の限界値です。1年あたりの平均気温上昇0.05℃というのは実はかなり危険な急速な温度上昇なのです。
平均気温と温室効果ガス(主にCO2)排出量には相関関係があります。近年の温度上昇とCO2排出量増加が急激になっていることも事実です。
1990年を基準としてCO2排出量を抑えようとしているわけですが、2008年~2012年に90年の排出量のマイナス6%を目標としている日本が2005年は逆にプラス12.4%です。
影響が明らかに出始めてからでは手遅れだと思います。後から「あれは大げさだったね」でもいいじゃないですか。そう言える日がくればいいと思います。