温室効果ガス削減のために、夏のエアコンの温度設定を28℃に。
そんなオフィスで快適に過ごすため、平成17年夏にスタートしたのが「COOL BIZ(クールビズ)」。
2年前だったんですね。クールビズが登場したのは。
環境庁の発表では、2005年度のクールビズ認知度は95.8%で、事業所での実施度は32.7%だそうです。ほとんどの人は知っているけど、実施したのは3分の1ということですね。この数値から試算したCO2削減量は46万トン。
これに対して、2006年度はCO2削減量114万トンと増えているそうです。ちなみに、これは1990年のCO2排出量の0.1%に相当します。
日本は目標期間の2008年~2012年の間に、1990年のCO2(温室効果ガス)排出量を基準として、マイナス6%を達成しなければなりません。
2005年のCO2排出量は逆に12.4%増えているので、差し引き18.4%マイナスにしなければならないわけです。
私が勤める会社にも室温を28℃に、というポスターが貼ってあるのですが、28℃のところに「26.5℃」のシールが貼ってあります
こんなことでいいのかな 暑いのにスーツ&ネクタイのサラリーマンはまだ一杯いますよね。
ところで、「クールビズ」 「ウォームビズ」の次は「うちエコ!」だそうです。
事業所だけでなく一般家庭でCO2削減のための温暖化対策をやろうということですね。
私たちが温暖化対策に意識をもって取り組むのはいいのですが、国としてもっと企業に働きかけるとか、大きなCO2削減対策をしないとマイナス6%(じつは18.4%)は難しいのではないでしょうか。
皆さんはどのように思われますか?