加齢とともに不足する「ホルモン」を調整する




■加齢とともにホルモンバランスが崩れていく


20代、30代前半のうちはホルモンは充分に分泌されています。しかし、それ以降は少しずつホルモン分泌量が減り、特に女性の45~55歳位の閉経時には、ホルモン分泌量が大幅に減ります。



ホルモンの分泌が減ると次のような症状が現れてきます。



●成長ホルモンが欠乏すると


体脂肪の増加、記憶力の低下、骨密度の減少、性欲の低下、免疫力の低下、毛髪の減少、筋肉量の低下、運動能力の低下など



●DHEA(女性ホルモン、男性ホルモンの前駆物質)が欠乏すると


肥満、性機能の低下、痴呆、骨粗鬆症、抑うつ感など





アンチエイジングのサイトを調べていると、このようなホルモン不足を解消するためにホルモン補充療法を勧めているところがいくつもありました。


ホルモン補充療法について

加齢と共に減少したホルモンを補い、不足することにより現われる症状を軽減するのがホルモン補充療法です。
ホルモン検査によって不足しているホルモンを、注射、クリームによる経皮吸収、スプレー、経口により補います。
ホルモン補充療法の副作用として、癌発症のリスクがやや上がります。したがってホルモン補充療法を受けている間は、医師の指導のもとで、ホルモンレベルを定期的にチェックするとともに、腫瘍マーカーもチェックしておくべきでしょう。



ホルモン補充療法の副作用で癌になるリスクが上がる!!

そこまで必要な療法なのでしょうか?



ヨーロッパの民間療法で伝統的に使われてきた西洋ニンジンボクというハーブがあります。

このハーブは脳下垂体から分泌されるホルモンの生産を促し、ホルモンバランスを正常化させます。

ドイツでは月経前緊張症の医薬品として認められています。


これに対してホルモン補充療法は健全なアンチエイジング対策と言えるのでしょうか?

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