活性酸素から身体を守る「抗酸化」


■活性酸素とは


活性酸素は、体内に入ってきたウイルスや有害細菌を殺したり、体内の酵素反応を促進し細胞内での情報伝達の働きをします。


しかし、体内に過剰に発生すると、細胞を傷つけ、身体を錆びさせ、がん、心筋梗塞、動脈硬化、脳卒中といった生活習慣病、シミ、シワといった肌老化、冷え性などの体調不良の原因になると言われています。


喫煙、紫外線を浴びる、加齢、激しいスポーツをする、ストレスを感じるといった時に活性酸素は発生します。


活性酸素によって、細胞のDNAレベルで1日に10,000回の酸化的攻撃を受けているそうです。



■抗酸化とは


抗酸化とは、活性酸素を無害な物質へと変化させる、または細胞膜を強化して活性酸素に対抗する働きのことです。


様々な種類の活性酸素による酸化的攻撃を防ぐには、広範囲に渡る抗酸化物質が必要です。


抗酸化物質には、ビタミンC、ビタミンE、ニンジンなどの緑黄色野菜に含まれるベータカロチン、ビタミンA、ピーナッツの皮や赤ワインに含まれるポリフェノール、コーヒー豆抽出物(クロロゲン酸)、緑茶抽出物(カテキン)などがあります。