肌老化の4大原因
1.光老化(紫外線によるダメージ)
紫外線を長年浴び続けることで、シミ、シワ、たるみなどを引き起こします。
UV-Aが光老化を促進させる主要因です。
2.細胞の酸化(フリーラジカル)
私たちの体内に取り込まれた酸素の一部が変化してできた「活性酸素」が脂質と結合して細胞を酸化させます。
皮膚が酸化すると細胞にダメージを与え、真皮のコラーゲンなどを硬くして皮膚の弾力を失わせ、老化を進めていくのです。
3.皮膚の乾燥(皮脂量の低下)
20歳をピークに女性の肌は乾燥がちになってきます。これは角質の潤いを保つ天然の保湿成分が、年齢とともに減少していくのが主な原因です。
乾燥にさらさられると、角質層の表面が乾いてはがれやすくなり、隙間が生じていきます。この隙間を通して、表皮の水分が蒸発してゆくのです。その結果、水分を失った表皮はさらに薄く硬くなり、小じわになっていきます。
4.皮膚の菲薄化(加齢の影響)
年齢とともに肌弾力の元である、真皮層のコラーゲンやエラスチンの量が減少し、肌細胞を作り出す力も衰え、表皮も薄くなっていきます。
これらと深くかかわってくるのが女性ホルモン。女性ホルモンは真皮のコラーゲンの生成を促進し、紫外線の影響を受けにくくするといわれています。
しかし、20~30代をピークにして、更年期を迎えると女性ホルモンの分泌はぐっと減って、コラーゲンの分泌量の低下や新陳代謝の低下を招きます。