先日、ドキュメンタリー映画「不都合な真実」を観ました。
地球温暖化の真実を元合衆国副大統領のゴア氏が様々な映像とデータで語る内容ですが、インターネットで適当に検索したサイトで語られている内容が如何に適当なものかがよく分かります。
例えば、温暖化は北極付近が最も進行していて過去40年で北極の氷の40%が解けており、その進行は加速しています。南極の一部の氷山も溶けて始めているのも事実です。
ところが、ネットでもっともらしく語られているのは、「北極の氷は解けても海面は上昇しない。水を入れたコップに浮かべた氷が解けても水が溢れないのと一緒。そんなの常識。」とか「他の地域で蒸発した水蒸気は南極で冷やされて雪が降るから南極の氷は逆に増える。」などというもの。
北極のグリーンランドの氷が解けると海面が上昇するし、南極の氷が温暖化の影響で増えるというのは明らかなデマだということが解りました。
地球温暖化の真実とその影響を知らない、もしくは他人ごとと思っている輩が如何に多いかを知らされました。
そして、ある解説員の方から衝撃的な事実を聞きました。
地球温暖化に関する研究結果は正確に報道されていないと!
政治的な意図で研究結果はそのまま正しく発表されていないのだそうです。まさに捏造!情報操作!ですね。
CO2の放出を制限するばかりが強調されがちな地球温暖化対策ですが、CO2を吸収・分解することにも注目しなければならないと思っています。
意外と知られていないのが海中のCO2を吸収する珊瑚などの存在です。
私たちが出している排水が珊瑚を白化させ、CO2増加に影響を与えているのです。
そして、工業排水よりも生活排水が量的に多く影響が大きいそうです。
私たちにもできる地球温暖化防止が身近にあるのではないでしょうか。