本記事は、サムザップ Advent Calendar 2019 #1 の12/6の記事です。

 

はじめに

Sumzap でEnabling SREをしている Catservant です。この記事は Sumzap Adventcalendar の投稿です。

AWS re:invent に参加しているCatservant流のイベントの楽しみ方、また滞在中の余暇の過ごし方を書きました。

 

 

AWS re:invent とは

世界中からユーザやパートナーが参加するAWS最大の国際イベントで、学習型カンファレンスと呼ばれるように「体験する」「学ぶ」ことを重要視したイベントです。Las Vegasで毎年12月に開催され、2019年は12月2日から12月6日の期間に65000人が参加しました。

https://reinvent.awsevents.com/

 

 

 

AWS re:invent に参加する意義

私なりに参加する意義をまとめてみました。

  1. 世界のトレンドを把握し、会社の技術的な立ち位置、エンジニアの市場価値について実感する

    • 補足:会社の技術戦略やエンジニアの向かう方向性を決める上で大事なことだと思っています

  2. 新しくリリースされた機能やサービスについて、実際に体験して検証した結果を会社にフィードバックする

    • 文字でみただけでは分からないことがあり、実際に体験することが大事だと思います

    • リリースされた機能をいち早く、エキスパートに直接質問できる環境で触れるのは最高です 

AWSを仕事で使っている身として、参加できることにものすごく感謝しており、いい会社だなと実感する一つの要素です。今回は AWS Summit 2019で登壇したこともあり、オンプレミスから移設した件で割と話が盛り上がったので本当に参加できて良かったなと思います。

日本企業の方ともつながることができたので、日本に帰ってからも交流したいと思います。


 

さて、上記を踏まえた楽しみ方を考えました。

  1. キーノートには参加する

    • 会場の熱量が伝わるのでリリースされた瞬間に拍手や声が上がったりするので、待っていたなと分かります

    • 後からYouTubeなどで見られるが、その場に居て周りの人と盛り上がることが大事だと思います
       

  2. とりあえず話しかけてみる

    • 朝食や昼食で隣に座った人に「このマフィンめちゃめちゃうまいですね」とか、「こんなに混んでるなんですごいよね?」とか話してみる

    • Workshop や Session で隣に座った人に「このセッション楽しみにしてたんだよね」とか、「どこから来たんですか?」とか聞いている

    • 場所は分かっているが道端にいる人に「このセッションどこですか?」、「シャトルバスに乗りたいんだけど...」などと話しかける

    • 話しかけて、反応が良ければそのまま話す。ダメなら話すをやめてご飯に集中する

    • 英語のネイティブではないことはみんな分かっているので、嫌がらずに言い直してくれたり、ゆっくり話してくれます。普段コミュニケーション能力が高くない人は、ネタトークみたいな物を用意していくと良いかと思います。
       

  3. Workshop と Chalk Talk など話すことができる機会があるものをできるだけ選ぶ

    • エキスパートから講義を受ける Workshop はその場で直接質問できるので、かなりいい。ドキュメントを読んでも分からない裏側のことを聞いて、「It's confidential(ニヤリ)」と言われることもある。

    • 登壇者と参加者で議論していく Chalk Talk は話す機会がとても多く、終わった後に自分の考え方と異なる理由について深く聞くことなどもできる。
       

  4. 1日中英語を聞いて/話すので、途中で必ず休憩を入れて、100%の力を出せる集中時間を作る

    • 個人的にこれが楽しむために一番大事だと思います

    • コーヒーブレイクでクッキーや炭酸飲料などが配られるので、そこで一息つく

    • バスでの移動時間が長いので、話しかけてみて、ノリが良くなければそのまま休憩する

これは他の国際カンファレンスに行っても同じだと思います。

セッションに参加した場合は、後から YouTube で見られる以上のことをしないともったいないと思います。終わった後に登壇者に質問してみたり、セッションを受けた人に話しかけてみたり、できることはいろいろあるはず。



あとは個人的に参加者がロゴや会社名を書いていく巨大なボードがあるので、そこに会社のロゴを描くを滞在期間の朝起きるモチベーションにしていました。

恥ずかしいのでサイズを小さくしています(クオリティが低いが.... ロゴの使用規程にはひっかからないと思いたい)


 

まとめ

今年 DeepLens, DeepRacerに続き発表された DeepComposer の Workshop に参加しました。予約で半分以上の席が埋まってしまっているので、待ち行列に並び入れることを祈るだけです。1時間以上前から並び、入れた時は周りで待っていた人たちとハイタッチしました。こういった行動って現地でしかできないことだと思いました。

 

さて、DeepComposerにより、AWS が音楽の領域まで、広がってきました。誰もがAWSを知らない間に使っている/恩恵を受けていると思います。サムザップだけでなく、サイバーエージェント、同業他社、世界中の企業が使っています。そんな中で、国際イベントに参加し、発表される瞬間を見られることは幸せだなと思います(実際には到着時間の問題で直接見られてはいませんが...)。

 

AWS re:invent ではどんどん話しかけて、「なんだ?この日本人ずーっと話してるな...」とひかれていた時もあると思います。しかし、行った分だけの効果はあったと思います。隣に座った中国の人が弊社の有名人を知っており、その人のおかげでサイバーエージェントという会社名を覚えていてくれたりして「技術広報」の大事さを再度実感しました。サイバーエージェントの子会社としてだけではなく、サムザップとして認知され、もっと名前が広まるといいなと思いました。また、個人的に会社から投資してもらった分、返していく義務があると思っているので、これから頑張ろうと思いました。

 

明日は @arima_moto さんの記事です。