SGE のサムザップで テックリード 及び SRE(Service Reliability Engineer)をしているハピおかです。

メジャーな苗字ですが同じ苗字の社員に巡り会わず、4年目になっても定着するあだ名がないのが悩みです。


さて、次世代リーダー育成プログラムであるNLP3期生として選出されました。
「SGEらしいゲーム作りとは何か、その中で自分はどう活躍する人材になるか」を考えるという課題が与えられました。真面目に数週間考えてみた結果をまとめましたので、ぜひ読んでみてください。



私は SGEらしいゲーム作り=スマートフォンゲーム戦国時代を生き残るSGEの強さだと考えています。
6周年を迎えてもトップセールスに上がる戦国炎舞など、数多くのヒットタイトルをSGEは生み出し続けています。新陳代謝の激しいスマートフォンゲーム業界でヒットタイトルを生み出し続けられる理由は、その組織構造にあると考えています。

SGEはスマートフォンゲームとエンターテインメントをメイン事業とする14社で構成されるグループです。これにより、各社がそれぞれの事業方針を持って、独自の裁量と権限により、多角経営のような状態をゲーム市場内で行うことができています。

例えば、以下のような特徴を持つ会社があります。

  • 決められた期限でカジュアルゲームをテンポよくリリースすることで話題を生み出す会社
  • じっくりクオリティを最大限に高めてリリースすることで他の会社とのコンテンツ勝負をする会社
  • 組織統制や社内基盤がしっかりしていて、社員の意識や目線が高い会社
  • ゲームをリリースしてヒットするという枠を超えた事業を進める会社(マッチングサービス、カスタマサポート、教育など)

※決してそれ以外の部分が悪いというわけではなく、SGEの中で秀でているという話です。

こういった領域特化し専門性の高い各社がそれぞれの道を模索しつつ、他の会社と競い、時には協力するという構図が成功の要因だと思っています。
私自身も困った時には他社の知見のある人を頼りますし、情報を共有する側になったこともあります。
(こうした共有の文化はSGEだけでなく、CA本社や他のグループ会社とも行われています)

上記の内容を一言でまとめると「競争と協調」です。

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これから自分のやるべきことは何か、どういったことを目指していくか考えてみました。

友人や家族と話していて悲しいと感じるのは SGE の知名度が低いことです。
私の周りではスマートフォンでゲームする人が少なく、ハードの据え置きゲームプレイヤーが多いことも一因ですが.... 
ゲーム業界のエンジニアなのに会社名を知られていない時は「同じ業界なのにな...」と残念な気持ちになりました。

SGE内 でもエンジニアとして面白いこと/新しいことに挑戦していたり、エンジニアとプランナーのハイブリッドのような働き方をしている人など市場でも珍しい働き方をしている人もいます。
ノウハウをまとめて公開することでエンジニアとしての認知度をあげて、コミュニティに貢献しているエンジニアも数多くいます。
CAグループはもちろん SGE 内には、書籍出版、海外カンファレンスに積極的に参加/登壇している人もいます。

話をしているだけでワクワク楽しくなるようなエンジニアがいます。
しかし、残念なことに市場にはあまり認知されていません。
各社の技術ブログ、CA 本社ブログへの寄稿も数多くしており、内容は読んでいると面白いのに勿体無い!

https://blog.applibot.co.jp/
https://tech.griphone.co.jp/
https://developers.cyberagent.co.jp/blog/archives/4262/

SGE はもっと世に知られていても良いはず!

SGE は市場でもっと評価されていても良いはず!
考えている間にそんなモヤモヤ感が強くなってきました。

もともと、技術広報的な活動をするつもりでいたのですが、+α として社内外との交流活性化にも力を入れたいと思います。
グループ内外との技術交流する機会を増やし、人と人をつなぐ活動に力を入れていきたいと思います!



私個人としては、業界全体を盛り上げるエンジニアが一番強く、社会人として成功していると考えています。具体的には以下のようなサイクルを作り出せるエンジニアです。



「技術で事業に貢献する」というレベルを通り越して、ユーザや就業者の増加を促すことで、業界全体を盛り上げるそんなエンジニアへのキャリアステップとして頑張ります!