印刷工場で使用される機械が多く、さらにその工場から胆肝がんを発症する従業員が目立つとして、
何かと、話題になっている1,2-ジクロロプロパン
測定方法は、
バッグ捕集ーGCMS法あるいは固体捕集ーGCMS法が採用されます。
バッグ捕集の方はサンプリングも分析も非常に手軽です。
一方で、試料の保存性に難点があります。
固体捕集の方は、バッグ捕集に比べサンプリング、分析も手間がかかりますが、
試料の保管性という意味では、優れているといます。
分析事態は非常に簡単ですが、
あとは、分析結果の評価。
いわゆる作業環境測定における評価の際(管理区分の決定)に用いられる、
管理濃度が定められていれば、それを元に評価が出来ます。
しかしながら、1,2-ジクロロプロパンには管理濃度が設定されておりません。
こういう場合は、結果の落としどころとして、
海外における許容濃度と比較するのが良いでしょう。
この場合、米国産業衛生専門家会議(ACGIH)が定めた許容であるのTLV-TWAを参考にします。
もちろん、そこにもあればの話ですが・・・・。
で、調べてみると10ppmがACGIHが定める1,2-ジクロロプロパンの教養濃度。
分析して、ハイどうぞ!では、お客様も困るでしょうから、
こちらから、分析結果についての評価をすることで、こちらの仕事の価値が大きく上がります。
さて、話は大きく変わって
柔道。杉本選手!!あと1つ!ファイトッ!!