土壌汚染調査技術管理者試験
まで、あと一ヶ月をきり、
そろそろ、真剣に取り組まないと・・・
と思いつつ、
試験のイメージができない状況。
今まで通り、法律、施工令、施行規則を見ることをメインで勉強していくしかないでしょうか。
で、受験の手引きには、
① 土壌汚染の調査に関する技術的事項
② 土壌汚染の対策並びに汚染土壌の搬出、運搬及び処理に関する技術的事項
③ 土壌汚染対策法その他環境関係法令に関する事項
④ ①~③までのほか、環境の保全に関する事項
といった範囲から出題されるとの記載。
③、④の対策として、
土壌汚染対策法以外にも、
環境基本法をもととし、
典型7公害に基づく
・水質汚濁防止法
・大気汚染防止法
・農用地の汚染防止
・悪臭防止法
・騒音規制法
・振動規制法
・工業用水法、ビル用水法(地盤沈下)
をはじめ、
化審法、PRTR法、ダイオキシン類対策特別措置法
等等を抑えておくと共に、
日本における、公害の歴史や基準値の達成率なども知っておく必要があると思います。
そうなると範囲が広いので、
あまり深くなりすぎない程度に、
ポイントを抑えるという方向性でいくのが良いかも・・・・・多分。
で、まず忘れてはならないのは公害問題。
1950年代半ばから70年代にかけて、
日本の高度経済成長期における重化学工業を中心とする産業の拡大成長があり、
公害が深刻な社会問題となりました。
まず
もう、おなじみでありますが、
公害病の名称と年代、場所、そして原因となった化学物質から。
・イタイイタイ病 1955年 富山県神通川中流域 カドミウム
・水俣病 1956年 熊本県水俣湾地域 有機水銀
・第二水俣病 1964年 新潟県阿賀野川流域 有機水銀
・四日市ぜん息 1961年 三重県四日市市石油化学コンビナート周辺 硫黄酸化物
これらを受け
1967年に公害対策基本法ができ、
ついで1968年に大気汚染防止法、騒音規制法
1970年には水質汚濁防止法が成立。
さらに、1970年 「公害国会」において、公害関連14法案が成立しました。
そして、近年では1993年に環境基本法が成立し、公害対策基本法は廃止されました。
と、まぁこんな感じで表面的なところを押さえていこうかと思います。