昨夜から、長女が少し気管支炎ぽい咳をしています。

気付いたら深夜の時点で38度越え。

今は熱がおさまってます。


今日は、幼稚園の芋ほり。

明後日あたりに遠足もあるとの事。

芋ほりは休みかなぁ。


さて、今日の土壌汚染対策法。

前回に引き続き土壌ガス調査。


定量下限値

ベンゼン 0.05ppm

ベンゼン以外 0.1ppm

というところまでかきました。


でってことで、今日のテーマ測定方法について。

採取位置は地表から80~100cm

で、

採取方法は次の4つが挙げられます。

①減圧捕集瓶法

②減圧捕集瓶を用いた食塩水置換法

③捕集バッグ法

④捕集濃縮管法


地下水の影響で土壌ガスが採取できない場合は、

地下水を調査対象とすることも出来ます。

このような場合は、

ある地点ではガス調査結果、

ある地点では地下水調査結果

が混在することになります。


で、測定方法ですが、

全てガスクロマトグラフ法で、検出器が下記の通り定められております。

①光イオン化検出器(PID)

②水素イオン化検出器(FID)

③電子捕獲検出器(FID)

④電気度伝導度検出器(ELCD)

⑤質量分析装置(MS)


まず、捕集部ですが、

①捕集瓶

②捕集バッグ

③濃縮管

の三種類があります。

①捕集瓶

1Lのガラス製瓶又はステンレス製のキャニスターが用いられます。


②捕集バッグ

1~3Lのバッグです。材質としては、フッ素樹脂、ポリプロピレン製のもの等が用いられます。

で、測定対象物質が吸着、変性を生じないもの。


③濃縮管

測定対象物質を吸着する捕集剤がガラス管に充填されています。

例として、ポーラスポリマービーズが用いられます。


採取方法

①減圧捕手瓶法

1kPa以下に減圧した捕集瓶を採取管に接続します。

接続前に、採取管の三倍量に相当する土壌ガスを吸引し、採取管内を土壌ガスで充填させます。

その後、捕集瓶を開放し土壌ガスを採取します。


②捕集瓶を用いた食塩水置換法

減圧捕集瓶に飽和食塩水を充填し密栓します。

減圧捕集瓶のセプタムに100mlの注射筒を刺します。

減圧捕集瓶を開放し飽和食塩水を注射筒内に吸引することにより、減圧捕集瓶内の飽和食塩水を土壌ガスに置換します。


③捕集バッグ法

④捕集濃縮管法

次回です。

では、朝の準備に入ります。