帰宅後、何故かリビングで寝ている長女と次女。

隣の寝室に運ぼうか悩んだが、

起こすといけないので、そのままにしておこう。

重いし。


ソフトバンク勝ったようですね。

逆転勝ち。


ただ、松中選手がノーヒット。

今年も、クライマックスシリーズで苦しんでいますね。

てか、両チームあわせてわずか6安打の投手戦。

ピッチャーが良すぎたのでしょう。


さて、今日のPCB簡易測定マニュアル 

テーマは

・ゲルパーミエーションクロマトグラフ/多層シリカゲルカラム-キャピラリーGC/ECD法  (第二版)

住化分析センターの提案です。


この方法は、

まず、絶縁油をGPCに注入することにより

PCBと絶縁油を分離


さらに、多層シリカゲルカラムにより、

残存油分を除去します。


これらの操作後、

濃縮し、ECDにて分析となります。


注意しないといけないのは

この方法は、トランス油(JISC2320 1,7種)のみに適用できます。

逆に言えば、2,3,4,5,6種には使えないと言うことになります


では、まずGPC(ゲルパーミエーションクロマトグラフ)

分子サイズによる分離方法です。

これは、固定相がパックマンのようになっており、

分子サイズ小さいものほど

パックマンの口の中に拡散して奥まで入っていきます

当然、分子サイズが大きなものは、

仲間で入りきらないので、早く溶出します。

実際の絶縁油とPCBでは、

まず、油成分が溶出され、

その後PCBが溶出されます。


この操作により

絶縁油の97.3%を除去。

PCBの99.3%を回収できると言われています。


その後、残存した油分を多層シリカゲルにより除去します。


他に注意点は、

GPCはによる精製は温度変化に大きな影響を受ける

できる限り一定の温度条件で分析すると良いでしょう。


課題は、

トランス油のみに、使用可能であるため、

顧客より、情報を聴取するか、

GC/FIDで測定し、

油種それぞれに特徴的なピークが出現します。

そこから、判断することができます


ちょっと、手間がかかるか

と言う反面、

PCBの濃度レベルをおおよそ把握でき、

コンタミネーションの防止に一役買いそうです。


今日は、こんなところで。