日本技術士会 全国大会(三重・四日市)
今日が初日です。
朝から配布資料の準備や会場設営などの準備。
何気に忙しかったです。
で、私のいた、環境部会。
三人の講師による講義や、
環境省の方の話。
最後にディスカッション。
テーマは「生物多様性の危機」
来月から名古屋で開かれるCOP10/MOP5
を意識してのテーマ決めでしょう。
生物多様性の危機における技術士の役割。
少しその場を離れなければならない時間帯もありましたが、
なかなか良い話を聞けたと思います。
ディスカッションの中で生物多様性の危機における指標と言うものはないのか?
という議論。
BODやCODのような、水質の指標のようなものを
生物多様性にたとえるとどういうものがあるか、
作っていく必要性があるのか。
など、私も考えたことがない議論がなされ、
やはり、
こういう場に来ることは、
自分自身の思考の広がりに大きな影響を与えると
改めて感じた次第です。
成功した人との講演を聴きに行くと、
成功した人に会いに行っているんですよね。
う~ん。
課題は、フットワークかっ!
で、18時からスタートの第交流会。
ここでも、刺激を受けました。
技術士の方の中で、複数部門取得されている人は多くいます。
そんな中で、すごい人を発見。
なんと、8部門を取得したという、
とんでもないことをやらかした人がいたのです。
ただ、この方から刺激を受けたわけではありません。
直接は無しをしたわけではありませんから。
私が刺激を受けた方は、
技術士の建設部門、上下水道部門、衛生工学、総合技術管理部門の
4つを取得。
去年、今年と環境部門を受験したそうです。
で、私が少し疑問に思っていたこととして、
技術士を受験するには、その部門に対して、
技術士にふさわしい仕事を7年はしないといけない。
この経験はどうしているのだろう?と。
そこで、その方に質問したら、
「技術士の部門間で共通の技術事項がある。
また、同じ仕事内容でも、捉え方によって、
それぞれの部門に当てはめることができる」と。
例えば、その方は、下水処理業務を行っていたので、上下水道部門の下水。
また、下水処理汚泥などから、衛生工学。
さらに、処理業全体やプラント設備業等から、建設部門。
など、同じ業務でも複数の事項が絡む為、
それぞれがどの部門に相当するか考えればよいと言いいます。
その話を聞くまで、技術士資格に対しては、
環境部門の環境測定を取っ受験自体は終わりと考えていました。
しかし、その先に他の技術部門も目指せるという思考に変化しました。
環境部門合格の次に目指すは、建設環境か?
今目指している環境部門を合格してから言えよ!!って言われそうですが・・・・
そこが私です。
と言うことで、
技術士環境部門の取得に後何年も要している場合ではないですね。
今年は、正直どんな結果になるか、悲観も楽観もできない状態で、全く分かりません。
ただ、私の書いた文がどのような評価を受けるか楽しみではありますが・・・。
その方と話中にもう一方も入ってこられ、
二人の話を伺っていると、
相当勉強したようです。
一人は家族を犠牲にして勉強した。
もう一人も、土曜日は家を出て勉強した。
等等。
私は、家族とも遊びながら勉強もやりぬくというスタンスは崩したくないので、
そこまではするつもりはありませんが、
とにかく、すごく刺激をうけたことは間違いありません。
その方とは、随分長い時間、お話させて頂きました。
(もっと、他の方とお話したかったらごめんなさい・・・)
人との出会いの大切さを改めて感じました。