ちょうど二年前の今日。

倒れた際に頭を打って、硬膜外出血に。

倒れたときは、そんなことになっているとは思いもしませんでしたが・・・・。


で、今は周りもそのようなことがあったのを忘れているほど、

後遺症もなくぴんぴんしています。


ただ、助かったのにはたくさんの幸運があったことでした。

①まず、倒れた後、家にたどり着いたこと。

病院で言われたのが、あの状態でよく家に帰れたね。と。

タクシーで帰ったのですが、タクシー乗り場まで力尽きることなく辿り着けたことや、

(結構、ふらふら歩いていたので、タクシー乗り場まで結構歩きましたが)

電車でなくタクシーを選択したことも良かったとのこと。


②嫁さんが起きていたこと。

そのまま寝ていたら、間違いなく死んでいたと言われました。

倒れた後から、鼻血が止まらず、血を吐く私。

ちなみに、嫁さんが救急車を呼ぶ時に「鼻血が止まらなくて」といった瞬間、

「鼻血~!?」ってこんなことで救急車呼ぶなよみたいなリアクションがあったとか・・・。

更に、「目の上がアイシャドーみたいになっている」と話したら、

そこで事態の深刻さに気付かれたようでした。


③総合医療センターに脳外科の先生が夜勤でいたこと。さらに、その時は救急患者がいなかったこと。

すぐ、対応して頂ける先生がおり、たらいまわしにされることなく、結果的に、倒れてから、早急な処置をして頂いたことが、後遺症も残らず今元気に生きていられる一番の要因ではなかったかと思います。


①、②、③のどれかが無かったら今こうして、ブログをしていることも無かったし、

娘達も父親を亡くしていました。


手術直後は右目が外を向いていて、

先生からも「これは残るかもしれない」と言われていました。

が・・・・。

退院二日前、

右目になんだか違和感が・・・・。

なんか、治っていく感覚がするのです。

おいおいと思っているうちに、スパッと右目がはまったみたいな感じです。

それまでは、両目で何かを見ていて、ものが二つに見えていました。

さらに、そのまま左目の前を手で隠すと、

全然目が違うところを見ていましたが、それがない。


で、病院の看護婦さんにすれ違うたびに、

「目が治りました」「目が治りました」と言って歩いて回りました。

すると、後で病室に一人の看護婦さんがやってきて、

「本当に治ったの?」と。

「先生が不思議がっている」と。

で、「目を見せて」と言われたので、

見せると「ホント・・・治ってるわ・・」と驚いて出て行かれました。


前日に、会社の後輩の女の子がエッチな本を見舞いに持ってきたので、

社内では私の目が治ったのはその本のおかげであるとのうわさが流れていたようです^^;。


入院中、静養中は直ることしか考えていなかったので、

そのプラス思考が良い方向に向かったのかもしれません。


その一連の騒動で、

ご心配をおかけした方、

ご迷惑をおかけした方、

には、本当に申し訳なく感じます。

また、感謝の気持ちで一杯です。

このようなことが起こると、当たり前のことに感謝することの意味を

切実に感じることができます。