今、プロ野球の結果見ました。
今日も、パリーグの4勝2敗
通産でもパリーグが23勝13敗と大きく勝ち越しています。
とはいえ、まだ交流戦も始まったばかり。
確か去年も途中までパリーグがリードしていて後半にセリーグが追いつき追い越したような・・・。
そんな記憶があります。
それにしても、ヤクルト勝てませんな・・・・。
なんて書いていたら、三女の泣き声が・・・
どやら、隣で寝ている長女の腕が上から落ちてきたらしい。
一番下はたくましく育つ・・・・こういうことも理由の1つでしょう。
さて、今日は金属の前処理留意点、
砒素とセレンです。
砒素とセレンの従来の分析方法は、
まず、硫酸+硝酸による酸分解を行います。
硫酸白煙が確認されたら、測定の妨害をする硝酸が揮散されたことになります。
その後、
亜鉛や水素化ホウ素ナトリウムの水素発生により、
水素化された砒素(水素化砒素)、セレン(セレン化水素)として、ガス態にする。
これらを原子吸光法又はICP発光分光分析法により分析します。
また、最近ではコリジョン機能のついたICP/MSの開発により、
砒素、セレンもICP/MSで測定できるようになりました。
(もともと、出来るはできますが、次のようなスペクトル干渉により、誤差が生じやすいです。 75As 40Ar34SH、40Ar35Cl、40Ca35Cl
や、77Se 40Ar37Cl、40Ca37Cl 80Se 40Ar2、40Ca2、40Ar40Ca等)
As,Se共に水素化物発生法の場合、
アンチモン、鉛、スズといった同じく水素化物を発生させる元素や鉄などが妨害します。
特に、土壌中には鉄が%オーダーで含まれているため、注意が必要です。
また、鉛で汚染された土壌の場合も、同様に注意が必要です。
また、土壌含有量試験においては、他の物質の存在が不明な場合は、
標準添加法による、補正が必要となる。
砒素にしろセレンにしろ、
測定前に予備還元として、As(Ⅴ)→As(Ⅲ)、Se(Ⅵ)→Se(Ⅳ)の形に変化させます。
Asで使う予備還元として、ヨウ化カリウム溶液を用います。
この、ヨウ化カリウム・・・Seの分析にも妨害をします。
よって、AsとSeを連続して同じ装置で分析をする場合は、
分析の順番を考慮する必要があります。
ま、今日はこんなところですね、。