大相撲 

横綱白鵬 全勝優勝!!

大関日馬富士との力の入った取組を制し、

全勝で春場所を締めました。

強いです。

把瑠都も新大関確定で来場所からの活躍が楽しみです。


では、今日は生物多様性国家戦略2010から。

外来種について。


外来種においては、

マングースやブラックバスの問題など、

いろいろ聞くと思います。

例えば、

ジャワマングース

明治23年にハブや農作物を荒らすねずみ対策に沖縄本島へ持ち込まれました。

また、昭和54年頃には奄美大島へ持ち込まれ、

これらが生息地を拡大し、

ヤンバルクイナやアマミノクロウサギなどの希少な野生生物を捕食する結果となりました。


アライグマ

テレビアニメの影響で、ペットとして持ち込まれました。

その後、逃げ出したり、捨てられたりして、日本に生息するようになりました。

もともとは北米に住んでいます。

アライグマは日本では天敵がおらず、

逆に、在来種の捕食や農作物の被害を及ぼしています。

北海道においては、アオサギの消滅、絶滅の危機に直面しているニホンザリガニの捕食、

タヌキの生息数減少などの被害が報告されております。

また、絶滅の危機にあるシマフクロウへの影響も懸念されております。


かわいいイメージのアライグマ。

自然に放たれることで生物多様性にどれだけの影響を及ぼすのか、

飼う人も考えなければいけません。


次に、ブラックバス

琵琶湖などでブラックバス釣りが、

多くの釣りキチたちを楽しませています。

一方で、湖にいる在来種をブラックバスが食べてしまい、

かなり、生態系に影響を及ぼしています。

在来種にとって、急に住処に現れたハンター。

お気持ち、痛み入ります。

また、トンボが異常なまで減少・・・。

釣り人たちもこの事実、よ~く認識するべきだと思います(皆当然のように知っていると思いますが・・・)。


あと、カミツキガメ・・。

こちらももともとは北中米に生息しており、ペットなどの目的で日本に輸入されました。

成長と共に凶暴になり、飼い主の手に余るため捨てられたりしました、。

在来種の捕食による生態系への影響は大きいと思います。


ではここで、

外来生物被害予防三原則

として、以下のものがあります。

1.入れない

悪影響を及ぼすかもしれない外来生物をむやみに日本に入れない

2.捨てない
飼っている外来生物を野外に捨てない

3.拡げない
野外にすでにいる外来生物は他地域に拡げない
の三っつです。

年に何度か、日本にはいないはずの動物が見つかったというニュースを見ます。

中には、輸入禁止の種まであり、困ったものです。

皆の、良識にかけるしかないのでしょうか。


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