最近、夜眠いです・・・。

当たり前といえば当たり前なのですが・・・・。

さらに、お昼との温度差も大きい印象もあります。

夜寒いです。

など、愚だ愚だ言っていても仕方ないので、

先に進みます。


3月9日に書いたブログ

三重県にある高度部材イノベーションセンター(AMIC)

ニッポンの素材力という本に取り上げられていたという話。


今日は、そのAMICのホームページよりリチウムイオン電池について。


まず、そのホームページでは先月で、

世界初の「全印刷プロセスによるシート型全固体ポリマーリチウム二次電池」を試作

http://www.miesc.or.jp/amic/

を発表しています。

安全で、薄くて、曲がる、大面積、積層化容易などの特徴としているようです。

主研究機関が三重大学次世代型電池開発センターであり、

三重県工業研究所・鈴鹿工業高等専門学校・企業(キンセイマテック㈱、クレハエラストマー㈱、新神戸電機㈱、凸版印刷㈱、明成化学工業㈱)との産学官の共同開発であるとのこと。


まず、電池について。

この発表ではリチウム二次電池とありますが、

二次があれば一次もあります。

一次電池と二次電池の違いから

一次電池:使いきりの電池

二次電池:放縦電可能な電池 いわゆる、充電して何回でも使える電池です。


発電の基本的な仕組みは同じです。

電子の移動が可能な電解質の中に、

電子が豊富な負極になる性質をもつ金属と、電子が足りない正極になる性質をもつ金属からなります。

これにより、電子の移動が起こり、電気エネルギーとして利用し出来ます。


二次電池は、その仕組みを基本とし、

さらに、電子を帯びたイオンを電極間で行き来させることで、

放電と共に充電も可能としたものです


リチウムイオン電池は、小型・軽量化・高エネルギー密度という観点から、

非常に有用な電池となり、

特に携帯電話、パソコンに広く使われております。

また、従来ニッケルカドミウム電池やニッケル水素電池が主流であった

電動自転車、ハイブリッドカー、電気自動車への搭載にも期待されています。


従来の電池では、正極と負極、それを分けるセパレーター、そして金属イオンが溶けて移動する電解液

これらからなりますが、


AMICが開発した

全印刷プロセスによるシート型全固体ポリマーリチウム二次電池

は、その電解液の部分をポリマーを利用することにより、

安全性・信頼性を向上し、またそのことがセパレーターが不要という利点も得られました。


今後、ハイブリッドカーなどエコ対策により、このような電池の存在はよりいっそうクローズアップされます。


この、リチウム電池、産総研も独自の技術で研究開発しております。


高度部材イノベーションセンターにおいても、リチウム電池だけでなく、

時代にあった技術開発が楽しみです。


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