きづいたら、大相撲始まっていたのですね。
相撲好きの私。
今場所、いまいち興味が持てないのは、
やはり、朝青龍の引退で、彼の姿が土俵から消えたからでしょうか?
さて、先日閣議決定された地球温暖化対策基本法案
そこでは、中長期的な目標として、
再生可能エネルギーの供給量について、
2020年までに一次エネルギー供給量に占める割合を10%に達するようにする。
とあります。
この、再生可能エネルギーの1つとして
地熱があります。
まず、地熱発電とは、
マグマやプレートなどから地上に昇ってくる蒸気をエネルギーに変える技術です。
火力や原子力と同様、地熱発電も蒸気をタービンを回して電気エネルギーに変えます。
余談ですが、アル・ゴア氏の私たちの選択に、電力発電の効率化において、
タービンの性能が大きくものをいうといったページが、
タービンの写真とともにありました。
この、マグマやプレートを利用した地熱発電、
火山国である日本にもすごく有利ですが、
1つの井戸から使い込んでいると、蒸気が発せられなくなります。
そうなると、新たな井戸を掘削する必要があります。
その費用が約5億円!!とのこと。
一箇所から出来る限り多くの蒸気が得られる場所を探すのがポイントようです。
では、どのようにして、この地下資源を探すのでしょうか?
地質調査や地化学調査などにより、ポテンシャルの高い地域を選びます。
その中から、詳細調査し、熱、流体(熱水、蒸気)、地下き裂の三つの要素と、
地下で熱せられた流体の自然対流に着目するとのことです。
地熱発電による日本の発電量は世界第6位となっております。
上位五カ国は、アメリカ、フィリピン、インドネシア、メキシコ、イタリアといった、
やはり火山国で占められております。
日本も同じく火山国ですが、1995年以降新設されておらず、
頭打ちの状態です。
一方で、アメリカ、インドネシアでは2000年以降も地熱発電量を伸ばしております。
ちなみに、世界初の地熱発電は1913年イタリアにて開始されました。
日本での最初の成功例は1925年です。
実際商業ベースで稼動は、
1966年に岩手県松尾村の松川地熱発電所において開始されたのが最初だったようです。
火山国である日本は、地熱発電を純国産のエネルギーとして利用するチャンスがあり、
今後、多いにチャンスのある分野ではないかと思います。
まずは、コストですね。
あと、温室効果ガス排出量は抑えられますが、
掘削による環境影響などの調査も必要になってくるかと思います。
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