3月12日に地球温暖化対策基本法案が閣議決定されました。
温室効果ガスの排出量削減に関する中長期的な目標は、
2020年までに1990年比で25%削減する。
2050年までに1990年比で80%を削減する。
再生可能エネルギーの供給量について、2020年までに一次エネルギー供給量に占める割合を10%に達するようにする。
とあります。
また、基本原則は以下の通りです。
1.新たな生活様式の確立等を通じて、豊かな国民生活と経済の持続的な成長を実現しつつ、温室効果ガスの排出の量を削減し、吸収作用を保全・強化することができる社会を構築すること。
- 2.国際的協調の下に積極的に推進すること。
- 3.地球温暖化の防止等に資する研究開発・成果の普及が図られるようにすること。
- 4.地球温暖化の防止等に資する産業の発展及び就業の機会の増大、雇用の安定化が図られるようにすること。
- 5.生物の多様性の保全、防災、食料の安定供給の確保、エネルギーに関する施策等に関する施策との連携を図ること。
- 6.経済活動・国民生活に及ぼす効果・影響についての理解を得ること。
- といった事項です。
また、基本的施策においては、
地球温暖化対策のうち特に重要な具体的施策
日々の暮らし
国際協調
地域づくり
ものづくり
原子力に係る施策
等がありそれぞれに施策が設けられております。
このブログでも書き始め当初に環境省重点施策で書いてきましたが、
鳩山首相が国連総会で1990年比で2020年までに温室効果ガスを25%削減すると発言し、
その目標を達成すべく、あらゆる政策を総動員する必要があり、
この為の政策を「チャレンジ25」と名付け、
取り組んでいくことになります。
その中でもポイントとなる施策の1つに、
再生可能エネルギーがあると思います。
本法案における、
再生可能エネルギーは
・太陽光
・風力
・水力
・地熱
・太陽熱
・バイオマス
・化石燃料以外のエネルギーのうちで、永続的に利用できるものと政策で定めるもの
が挙げれております。
そして、先にあげましたが、
再生可能エネルギーの供給量について、2020年までに一次エネルギー供給量に占める割合を10%に達するようにする。
という目標があげられました。
これまでのブログでも、
再生可能エネルギーについて、
長所・短所共に書いてきましたが、
積極的に導入できる施策、技術が構築されるとよいですね。
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