今日は雨ですね・・・。
トヨタ自動車。
日々、ニュースをにぎわしています。
大変そう・・・
豊田社長の言葉に対しても、
感情、思惑、様々な思いが入り乱れて、批判もフォローも噴出していますね。
今日は、送別会。
出社前に、簡単に書きます。
テーマはバイオエタノールの脱水。
バイオエタノールは、ガソリンに混ぜ合わせ、使用する場合があります。
日本ではE3・・・・3%
中国、タイではE10・・・10%
インドではE5・・・5%
アメリカではE10、E85、FFV・・・・それぞれ、10%、85% Flex Fuel Vehicle(どんな混合率でも対応可能)
が各国で普及しています。
このように、ガソリンとエタノールを混合させるのですが、エタノールに水が含んでいると、
うまく混合が出来ません。
よって、バイオエタノール製造においては、脱水という工程が大変重要となります。
一方で、脱水には大きなコストがかかります。
脱水の方法としては、分子の違いを利用した方法があります。
エタノールよりも水分子のほうが小さいことから、
モレキュラーシーブに水に吸着させたり、
ゼオライト膜を使った方法があります。
モレキュラーシーブによる脱水はアメリカにて主に採用されている
脱水方法です。
ゼオライト膜の特徴は連続処理が可能で脱水能力や耐久性にも優れている点です。
他にも超音波を使用した脱水方法など様々な方法が検討されるようになりました。
これから、バイオエタノールの需要が増えることを考えると、
よりコストのかからない脱水方法の開発が必要であると思います。
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