昨日の新聞で知ったのですが、

ストップ温暖化 一村一品大作戦

今年で終わりのようですね


この取り組みは、地球温暖化対策を各都道府県代表地球温暖化取り組みを1つ出し合って

投票により、最優秀賞などを決めます。


ごく限られた範囲でなく、幅広い層が参加しておりました

自治体だけでなく、民間企業、地域の方々

そして小学校から高校、大学など児童、生徒や学生も参加したりと、

温暖化への意識向上には良い取り組みだったと思います。

また、各地域の特性を生かした案もあり、楽しく見ることが出来きました。


この大会がなくなったのは残念な気もします。


事業仕分け自体は、良い取り組みで今後ともぜひ続けてもらいたいと思っています。

消費税率引き上げの議論も始まるそうですが、

無駄をなくして、「国民が喜んで税金を払いますよっ」ていえる政策を待っています。


ちなみに、事業仕分け発祥の地三重県だそうです。

当時の北川県政で試験的に行われたようです。



さて、きょうもバイオ燃料から。

低炭素化社会へ向けて、

大変有用であると思います。

一方で、昨今のバイオディーゼル需要増大に伴い、

その原料である、とうもろこしや大豆等が大量に使用されます。

低炭素化というテーマもありますが、食糧問題という側面から行くと、

このままで良いのかという議論も必要です。

昨年だったか、ある牛乳も、飼料高騰にともない、遺伝子組み換え作物を飼料として使うことにしました。

というお断りのチラシがありました。


そこで、食料を競合しない原料をバイオ燃料として利用する取り組みが

各地で起こっています。


食料と競合する植物油由来のものを原料としたバイオ燃料を第一世代BDFといいます。

一方で、食料と競合しない農業残渣や建築廃材・製材残材等の廃棄物系バイオ燃料を

第二世代BDFと呼ばれております。


第二世代BDFの代表的な製造方法

BTLと呼ばれるバイオマス・ツー・リキッドです。
これは、農業残渣や建築廃材・製材残材等の廃棄物系バイオマス

900~1000℃の恒温下部分酸化すると、

一酸化炭素水素が主成分として発生します。

この一酸化炭素水素から構成されるガスを合成ガスといいます。


この合成ガス触媒反応により液化し、それが合成石油となります。


この方法の利点は、木を使用するところです。

食用でないため、食糧問題とかけ離して考えられるところが大きいです。

過度の伐採はいけませんが、日本の山を守ということで、

間伐をする必要がありますが、その際に切られた木を使えば、

山の健全化及び新たな燃料資源獲得一石二鳥になるかと思います。(経済的側面は分かりませんが・・・。)


食料よりもバイオ燃料

やはり、エネルギーや経済思考はこれからも変わらないのでしょうか・・・。

私も・・・・今の生活を変えろといわれてもなかなか難しいので

大きなことは言えませんが、将来のことを考えると、

資源の少ない上に食料自給率の低い日本で生きていくには、

何か考えないといけませんね。


そうえいば、先日の駅伝大会で、

中継地点まえのある企業が

小さな風力発電と太陽電池を合わせたものが置かれていました。

どうやら街頭のようです。

様々なところでエコに取り組んでいるところがあるようです。


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