サッカー・東アジア選手権

韓国に負けてしまいましたね。


子供をお風呂に入れたり、寝かしたりしながら見ていたものですから、

合計4得点。1つもその瞬間を見ることが出来ませんでした。

ある意味、そちらが残念です。


ところで、

先日購入しました、

図解 次世代エネルギーの基本からからくりまで分かる本

が見当たりません。

どうやら、子供に隠されたようです・・・・。

そういえば、宝探しっていいながら、紙に隠し場所の図を書いていたような・・・。

5歳児の書いた図です。

全く、ヒントになりません。当の本人は寝ているし・・・。

図書館から借りてきた本に手を付けなかったので、良しとしましょうか・・・。


では、今日はバイオエタノール 今回が第何弾でしょうか・・・。

私自身、技術士以外としても勉強したいものですから、

必然的にバイオエタノールの記事が増えてきております。


バイオエタノールの原料篇です。


まず、エタノールは糖を酵母にて発酵させて作ります。

ということは、糖を含む物質がエタノールの原料となります。


では、どのような原料があるのでしょう?

ここでは、以下の3つを紹介します。

1.糖質(ブドウ糖、ショ糖など)

2.デンプン

3.セルロース

です。


1.糖について(ブドウ糖、ショ糖など)

サトウキビサトウダイコンを使います。

特徴として、糖は酵母がそのまま使うことができます

要は、搾り汁に酵母を加えておくだけで、発酵できます


2.デンプン

米、麦、芋を使います。

デンプンは酵母を加えるだけでは、発酵しません。

まず、工業的に作った酵母を(ビールや日本酒の場合は麦芽や麴を使います)利用して

デンプンを糖化します。

その後、酵母を加えて、発酵します。

基本的には、デンプンからエタノールを作ることは困難ではありませんが、ブドウ糖、ショ糖を使う場合より、

手間とコストがかかるのが難点です。


3.セルロース

等を使います。

セルロースはブドウ糖がたくさんつながっていますが分解がとても難しいです

手順としては、前処理後、酵素又は硫酸を加えて糖化し、酵母により発酵します

現在、セルロースを糖化する方法を様々な企業で考案しているようです。

セルロース系の利点としては、資源量が多いことと食品でないことが挙げられます。


この前処理や糖化の方法がノウハウがあるようです。

前処理については加水分解がなされることが多い様です。


糖化について、糖化収率とあわせて下記に示します。

方法                   糖収率

希硫酸法              50%程度

濃硫酸法              90%以上

酵素法                80%程度

酵素法+希硫酸法         80%以上

高圧水熱分解法          40%程度


硫酸を用いた場合腐食対策無機塩による発酵阻害懸念されます。

ただし、濃硫酸を用いた場合は、糖収率高いという利点があります。

結局は、取扱が課題ということでしょうか。


また、酵素を用いた場合は、高い糖収率が得られる上に、糖のか分解の恐れも少ないです

一方、時間がかかることや脱リグニンなどの前処理を要するのが欠点です。


セルロースの効果的な糖化

期待されます。


それでは。



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