今日は、出勤日
午後から、有休とりました。
まず、娘二人の体操教室
明日は、体操クラブ主催の大会。
先生の指導も、いつも以上に熱が入っていました。
しっかり、点数もつけられます。
ブログのタイトルを少し変えました。
trilingual profeshional engineer
の文字を入れてみました。
三ヶ国語を話せる技術士。
かなり、ハードルが高いですが、(技術士だけでもハードル高いですが・・・)
どうせなら、目標も高く・・・・ということです。
これからも英語表現や中国語奮闘模様も少しずつ入れていければと思います。
さて、今日も環境省重点施策から
廃棄物処理・リサイクル事業連携促進3R高度化事業についてです。
世間では、3R3R3Rとリユース、リデュース、リサイクルとどこでも見かけるようになりましたが、
実態はどうなのでしょうか?
先日のブログでも書きましたが、一般廃棄物のリサイクル率が上昇している一方で、
ゴミの排出抑制は進んでいません。
また、リサイクル率は上昇したとはいえ、
法律が求めている以上のリサイクルの促進にはなっていません。
そこで、検討されたのが、
廃棄物処理・リサイクル事業連携促進3R高度化事業
ここでいう、3R高度化というのは、
法律で求められる以上のリサイクル、リユース、リデュースをいいます。
では、日本にはどのような法律に基づくリサイクルがあるのでしょうか?
容器包装リサイクル法:容器包装に係る分別収集及び再製品化の促進等に関する法律
家電リサイクル法:特定家庭用機器再商品化法
建設資材リサイクル法:建設工事に係る資材のさい資源化等に関する法律
食品リサイクル法:食品循環資源の再生利用等の促進に関する法律
自動車リサイクル法:使用済み自動車の再資源化等に関する法律
があります。
実際のリサイクルの現場では、
採算性、消費者の需要、リサイクル製品の品質確保など、様々な問題があります。
こういった中で、
リサイクル資源の収集運搬業者、供給元、リサイクルしたものの利用先等の
協力が得にくくなっています。
このような現状から、本政策は、
・製造事業者、排出者、廃棄物処理・リサイクル業者、再生利用事業者等の連携を深める。
・高度な3Rについてモデル的に先進的な協働体制、技術利用を行う。
・検討した高度な3Rがビジネスとして成り立つための条件や、温室効果ガス削減効果の把握を行う。
・高度化3R事業手法の普及を促進する。
以上を目的としています。
では、どのような事業が計画されているのでしょうか?
①プラスチック製容器包装リサイクル高度化のための地域連携モデル事業
これは、よりいっそうのリサイクル化、高効率化を目指した事業ということでしょうか。
プラスチック製容器包装について、製品の排出から再商品化、再製品化まで、改善点や消費者の普及活動を行う。
それらにより、質の高い製品製造につながります。
②プラスチック製容器包装の再商品化に伴う残渣の有効利用に関するモデル事業
これは、
プラスチック製品をリサイクルする際に出てくる残渣の有効利用です。
現在、捨てられている残渣を油化・コークス炉でのリサイクルにまわすことにより、残渣の減少を目指します。
また、リサイクル製品の品質確保についての課題を検証し、実用化されたときの対策とします。
ちなみに、
コークス炉におけるリサイクルの内訳は、
炭化水素油:40% 化成工場にて、化学原料として利用
軽質油:ベンゼン トルエン キシレン 染料 スチレン系樹脂
タール:カーボンブラック フェノール ピッチコークス タールエナメル
コークス:20% 鉄鉱石の還元利用
コークス炉ガス:40% 製鉄所の発電利用 水素・メタンが主成分のガス
となっています。
③自動車リサイクルにおける再資源化の高度化実証事業
自動車リサイクル法で義務化されていない部分のリサイクルを目指します。
バンパー、ガラス等です。リサイクルの幅を広げると共に、これらのリサイクル経済性、リサイクルされた製品の品質を検証します。
そして、これが、需要があるのかの検証します。
これらの事業を通じて、法律に定められた以上の3R・・・高度な3Rを目指すことができる、
仕組みづくりが期待されます。
他の施策もそうですが、経済的な効果というものが、
理念を遂行する契機になりそうですね。
では、今日の英語表現♪
Every man has his price.
これは、少しいやな表現かも。
今日のブログネタにつながります。
意味は、結局人はお金で動く・・・という意味です・・・・。
それでは、priceを使った表現
current price
flat price
いずれも、英語から日本語変換の際はイメージできますが、
これを英語で言おうと思うと、なかなか出てこないかもしれませんね。覚えておくと便利かも。
current priceは時価
flat priceは均一価格です。
今日はこんなところで。