今日も、はりきってよい一日としましょう。
あと1時間30分程度ですが・・・・。
さて、これまでは環境省重点施策より、
チャレンジ25の推進と題しました、
温室効果ガス削減をテーマに書いてきました。
今日からは、循環型社会編と行きたいと思います。
循環型社会は、3R(リデュース、リユース、リサイクル)に代表されるように、
資源の有効利用により、持続可能な低環境負荷型の社会を作る為、
大変重要な位置づけにある。
本重点施策では、
大きく分けて3つのカテゴリーに分けられている。
1.循環産業の育成等を通じた3R等の戦略的高度化
2.地球循環圏の形成やアジアにおける適切な循環の確保
3..安全・安心な廃棄物の処理・リサイクルの推進
まずは、なんといっても3Rから
日本では、この10年間で一般廃棄物のリサイクル率が10.3%から19.6%と大きく増加した。
一方で、排出抑制はわずかに1.9%程度の減少率にとどまっているようです。
廃棄物のリサイクルも大事ですが、やはり、リユースなどにより、排出抑制を推進する仕組みが必要であると思われる。
やはり温室効果ガスのように市場取引等で、がんばった企業、団体、個人が得する政策が必要なのでしょうか・・・・。
ここで、日本国内で循環型社会に貢献している例を挙げようと思う。
長井市の例(レインボープラン)
市内5000世帯から出る生ゴミを堆肥化し、
その堆肥で生産した農産物を消費するリサイクルシステム
ちなみに、それらの堆肥で生産された作物の大半が市内の家庭や学校給食で利用されている。
長井市レインボープラン推進協議会によると・・・
堆肥のもと 生ゴミ約1000トン+蓄フン 500トン+モミガラ200トン/1年間
家庭ごみは市内に230ヶ所ある収集所へ(水分は各自で捨てる前に切っておく)
↓
生産される堆肥 400トン/年間 堆肥価格 1トンあたり4200円 10キログラムで242円
↓
堆肥を使った農産物をレインボープラン農産物として認証
効果
生活可燃ごみが平成8年度比37%減少→すごいです!!
環境低付加に寄与
視察・観光客の受け入れによる交流人口の増加
子供たちへの学びの提供
*う~ん。お金では得られない効果もあるのですね。
しかも、農産物を顔の知っている人の為に作る。安全性にも自信が持てそうですね。
家電のリサイクル例
廃棄された家電(携帯電話、PC,OA機器)のリサイクル、冷媒フロン、断熱材フロン適正処理や熱源利用などを行う。
まず、回収ボックスに廃棄された携帯電話などを収集し、分解して金属を回収する。(分解、破砕、選別)
得られた、銅、鉄、金、銀を精錬(非鉄精錬)→非鉄金属、地金市場→家電メーカーへ売却
さらに、非金属部をスクラップしメーカーへ売却
基板、銅線類の処理(無害化・減容化)→得られた銅、金、銀も精錬へ
→焼却灰は処分(処分場)
これらのリサイクル工程(分解、破砕、選別)(非鉄精錬)(無害化、減容化)(処分場)を
同一グループにてお行っている。
参考までに、3R検定公式テキストによると
携帯電話1トン(約12,500台)から得られるレアメタルは・・・
金300~400g →金鉱石1トンから金が4~5g・・・これは、見逃せないですね。
銀1500~2300g
パラジウム50~100g
ちなみに、
電池:リチウム、ニッケル、マンガン、コバルト
コンデンサ:チタン
基盤:パラジウム、金
コネクタ:ベリリウム
アンテナ:ガリウム
液晶:インジウム
マイク、スピーカー:ネオジウム、サマリウム、コバルト、ジルコニウム
いろいろ使われていますねぇ。
自治体や、企業、団体で様々な工夫がなされているようです。
リサイクルの推進が目に見えた効果、喜びにつながるよ良いですね。
では、最近恒例の英語表現
まず、表現っていうか、単語
顔のTゾーン
アメリカ人も普通にTzoneって言います。
私は、日本語英語だと、思っていました。
「Frends」のロスが、デート前に
I have an oily T-zone.(Tゾーンが脂っこいの)って言ってました。
ちなみに、タキシード(tuxedo)は話し言葉ではtux
冷蔵庫(refrigerater)をfridgeと言うのと同じでしょう。
最後に、ことわざを1つ
A rolling stone gathers no moss.
転がる石には苔生えぬ。
これは、日本、イギリスとアメリカでは意味の捉え方が違うようです。
日本、イギリス
仕事や住居を変えてばかりいる人は、地位や財産を得ることができない。
逆に言えば、身に着けたいものがあれば、それをやり続ければ必ず身につくって感じでしょうか?
アメリカ
有能な人は1つの場所に留まらず、常に自分を磨き続ける
*うん。文化の違いなのでしょう。
日本も変わりつつあるとのことですが・・・。