処理を記録するとA1形式で保存される。それをそのまま使う方も多いようだ。しかし繰り返し処理を考えると、A1形式よりR1C1形式の方が断然使いやすい。
どちらかに統一した方が可読性は高い。ならば扱いやすいR1C1形式にした方がよい。
一般的にExcelユーザーはA1形式を使うことが多い。上記に従うと、開発時にはExcelの表示もR1A1形式にした方がよいのではないか?と思われるかもしれない。その通り。開発時はR1C1形式、リリースの前にはA1形式にしよう。メニューバーの[ツール]-[オプション]でも切り替えられるが、VBAで切り替え処理を作成しておいた方が楽である。
昔から「スパゲティコード」などと言われる、可読性が悪いコードは敬遠されている。
「処理速度向上のために可読性、保守性が落ちるのは厭わない」という考え方もある。アセンブラで書くOSのコアな部分、などはそういう場合もある。
しかし、業務アプリケーションを作ることが多いと想定されるVBAでは、シンプルに作っておくことが大切である。消費税率が変われば簡単に変更でき、優良可の基準点が変われば簡単に変更できる、そういうシステムである方がよい。
そのためには
・長ったらしい変数を使わない。
・行のインデックスにixなどと汎用な名前を用いるのではなく、lRowなどのように意味の分かる変数名を用いる。
・数字の範囲チェック、文字数のチェックなどは共通化する。
・色を指定するのに、ColorIndexプロパティとColorプロパティを混在させない。
・想定外の時に動作するイベントの使用は避ける。