法人を作成した際に面倒だったのが銀行口座だ。
以前よりは面倒ではなくなってきているそうだが、銀行に足を運ぶ機会が必要である。
当時は昼は常駐先、夜と土日で請負をやっていたので、とてもじゃないが銀行に通う余裕はなかった。
そこで検討したのがネットバンクだ。
・基本、郵送だけでOK
である。
まあ、ただ架空の法人対策は取られているようで、少し特殊な郵便物が届く、とかはあったが。
ちなみに、法人化の際に印鑑登録が必要なので、実印、銀行印、角印のいわゆる3本セットも作ったが、ネットバンクは印鑑を使わないので銀行印は未使用のままである。
法人口座を作ると、振込手数料の関係で個人口座もネットバンクに作ることにした。
さて、本題。口座作成よりも、便利なのは使い勝手である。
ネットバンクによって条件は異なるが、私の開設した個人口座を例に説明する。複数行のいいとこ取り情報かもしれないが、そこはご容赦のほどを。
■金利
いずれにせよ低金利なので個人的には気にしていないが、店舗のある銀行より預金利息の金利がいい。
■口座の手数料
店舗のある銀行だとネットバンクで別料金の所もあるが、無料である。
■資金の動きの確認
サイトにログインすれば取引履歴が閲覧できるのは当然である。
閲覧しなくても、資金に動きがあったときにメールが送られてくるので安心である。
■提携先端末で引き出しができる
これは他の銀行でもそうだろう。月数回は無料で24時間いつでも引き出し、預け入れができる。我が家からは銀行よりコンビニの方が近いので助かる。
また、コンビニで小銭の預け入れはできないが、月数回は提携先の銀行で小銭を無料で預け入れができる。
■振込が便利
一番のメリットはこれだろう。
銀行に出向く必要がない。PCでもスマホでも振込が実施できる。
ATMでも窓口でも、他行だともちろん、自行でも支店が違えば振込手数料がかかることがある。しかし、他行宛でも月に数回は振込手数料が無料である。
振り込む時間によっては時間によっては翌営業日扱いになった経験があったが、全国銀行資金決済ネットワークのモアタイムシステムに参加している銀行宛てであれば夜中でもほぼ数分で振込が完了する。
デメリットがまったくない訳ではない。指定された収納機関と提携していない、というケースがあった。が、今のところそのくらいである。
銀行の本来の使い方をはき違えているのかも?とも思うが、日常の利便性がこれだけ良くなると手放せない。