家庭内の通信業者を変更した。それに伴い「ルータ機能付きの回線終端装置」(以下、通信業者のルータ)も変更になった。

 

変更前の通信業者のルータにはWiFi機能がなかったが、変更後はWiFi機能が付いている。

無線にするため「WiFi機能の付いたルータ」(以下、無線ルータ)を別途用意していたが、とりあえず要らなくなってしまった。

 

これまで、我が家ではPCやタブレットを無線で、その他LANにつながる機器は有線で接続していた。

通信業者のルータから長いLANケーブルを這わせ、ハブ経由でNASなどの情報機器のほか、テレビやビデオまで接続していた。

 

以前から、このLANケーブルをなくせないかな?と考えていた。

今回余ってきた無線ルータでLAN同士を無線で接続できないか、試してみた。

なおnetgear社のR7000という機種。

 

このルータは結構多機能で

・無線LAN同士を接続して使用

する機能がある。これを取扱説明書上はブリッジモードと書かれている。

 

ただし、これがとても厄介で、他のメーカーでブリッジモードというのは意味が違うようで混乱した。

例えばNECやBUFFALOではブリッジモードとはアクセスポイントにすることを指すようである。

 

分かるまでは非常に分かりにくかったが、設定自体は簡単であった。設定画面の「高度な設定」で

・ブリッジモードを選択する。

・親の無線LANのSSIDとパスワードと、セグメント情報を設定する。

セグメント情報を親の無線と合わせておくと、一つのLANとしてアクセスが可能になった。

 

注意点としては、R7000だけかもしれないが、再起動から設定通りの稼働まで時間がかかる。

何度も試行したが、LEDの点滅色が思惑通りでなく、接続ができていないのでR7000の故障を疑い、半ば諦めてしばらく放置していたところ、いつのまにか正常に動作していた。

それを知らない間は余計な作業を何度もしてしまった・・。

 

結果

■LANを有線で接続

 無線ルータ ---------------------- ハブ --- 各機器

から

■無線LAN同士を接続後

 無線ルータ ・・・(無線)・・・ R7000 --- ハブ --- 各機器 

となり、リビングに這わせていた長めのLANケーブルを撤去することができた。